核爆弾の事故が、何度も起きる

(『そうだったのか!現代史2』から抜粋)

1961年に、アメリカ国内で、核兵器を積んだ爆撃機B52が墜落します。

そして、核爆弾2個を落とす事故が起きました。

回収したところ、核爆弾には安全装置が6つ付いていましたが、5つは外れてしまっていました。

1965年12月には、空母タイコンデロガが横須賀基地に向かう途中に、沖縄近海で、
水爆1個を積んだ戦闘機を海中に没させる事故を起こしました。

海中に沈んだ水爆は、今も回収されていません。

66年1月にはスペインで、B52と空中給油機が空中衝突をし、4個の水爆が落ちました。

2個は人家のある地域に落ちて、放射能もれを起こしました。

(2014.1.21.作成)


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