ニューディールへの反発および違憲判決

(『世界歴史大系 アメリカ史2』から抜粋)

ニューディール政策が始まると、大企業は解雇や賃金低下が出来なくなった事に不満を持った。

そして1934年8月には、政府権限の拡大に不満を表明して、『アメリカ自由連盟』を組織した。

35年5月に連邦最高裁は、ニューディール政策の一部を違憲とする判決を下した。(シェクター判決)

これはローズヴェルト政権に衝撃を与え、逆にローズヴェルト大統領に反発心を呼び起こした。

彼は直後から行動を活発化させて、「第二の百日議会」と呼ばれる長期の議会で、法案を多く通していく。

(2013.7.22.)


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