『新しき啓示』
はじめに

『新しき啓示』は、神との対話シリーズの第4弾となるもので、全1巻です。

神との対話シリーズは、著者であるニール・ドナルド・ウォルシュさんが、彼の内なる神(彼の魂であり、私たちの魂でもある、存在するすべて)と話し合う事で、様々な問題についての解決策を提示していく、ステキな本です。

神との対話シリーズには、それぞれにテーマがあります。

今回は、『私たち地球人が、真に平和な世界を築くための道筋』が書かれていて、「そのためには、新しい信念や価値観が必要だ」と説いています。

神はここで、「行動を変えても真の変化はない、信念を変えなさい」と言うのですが、私はとても共感します。

私は、プロフィールにも書いていますが、10代の後半の時に、日本社会にほとんど絶望し、「日本社会を大きく変えなければならない」と痛感しました。

そうして一時は、「政治家になろうか」とも考えました。

しかし、23歳の頃に、「政治家になって法律を変えても、それは真の変革にはならない」と確信しました。

法律を変えれば、人々の生活や価値観はある程度は変わります。

でも歴史を見ると、人々の意識や根っこの価値観と合致しない法律は、長期的に見れば実効性を失うし、人々は法律の抜け穴を探す方に注力する事になります。

人々の意識や根っこの価値観を変える事こそが、真の変革に繋がります。

その事に気付いてからは、人々が真に幸福になれる、新しい生き方や価値観を模索してきました。

ここで説かれている新しい生き方や価値観は、真の変革に繋がる革新的なものです。

触れていけば(読んでいけば)分かってもらえると思いますが、今までの人類史の流れをを変えて、地球に住む全員が仲良く暮らせるようになれる、すんごい教えに満ちています。

これを普及・実現させれば、500年間は有効に機能する社会を創れるでしょう。

500年くらいも経てば、人類は進化した結果、また新たな革新的な概念や生き方が必要になるのでしょうけど。

私のように、社会の一部に影響を与えるレベルではなく、『世界の在り方そのものから創り変えようとしている人』には、この本の考え方は強力なツールになります。

ぜひこの本を、多くの方に知っていただきたいです。

(2013.9.13.)


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