ほとんどの宗教の根底には、神についての誤解がある

 神

神に近づく道は、無限にある。

「神に近づく道は、1つしかない」という考え方は、間違った信念の1つだ。

ニール

でも、それならばなぜ、「自分たちの道が、神への唯一の道だ」と宗教は主張するのですか?

 神

そう信じさせれば、信者を勧誘したり、信者を引き止めておけるからだ。

さらに、その宗教団体が存在し続ける事もできる。

すべての組織の第1の機能は、「組織の存続」だ。

どんな組織も、結成した目的を達成すれば、必要がなくなる。

だから組織というものは、目的をめったに達成しない。

ある宗教が長い歴史を持つのは、その宗教が有効だという証明ではなく、逆の事を証明しているのだよ。

ほとんどの宗教の根底には、『神についての第4の誤解』がある。

あなた方は、「神のもとに戻るには、しなければならない事がある」「天国に行くには、条件がある」と誤解している。

良い事を教えてあげよう。

あなた方は神と離れた事など無いし、ここは天国であり天国でない場所など無い。

神には、崇めてもらう必要も、帰依してもらう必要もない。

至高の存在が、そんな事を必要とするかね?

あなた方は、「神の要求に応じなければ、神に滅ぼされてしまう」と信じている。

(これが、神についての第5の誤解です)

だが、これほど真実から遠いものはない。

(『新しき啓示』から抜粋)


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