生命/人生についての5つの誤解について③
第4の誤解を説明する

ニール  「人間の中には、他よりも優れている者がいる」

     この第4の誤解は、人類の破滅を起こす確率を、とても高めていると思います。

 神   あなたの言う通りだ。

     『他よりも優れている』という考え方は、最も有害な概念だ。

     あなた方は、最も野蛮なふるまいを、この考え方で合理化・正当化してきた。

     「キリスト教徒は、ユダヤ教徒よりも優れている」 「白人は、黒人よりも優れている」

     「アメリカ人は、アラブ人よりも優れている」 「ストレートの人は、ゲイよりも優れている」

     「カトリックは、プロテスタントよりも優れている」

     「資本主義は、共産主義よりも優れている」

      といったように、あなた方の社会では、「優れている」という考え方に際限がない。

     あなた方は多様性を認められず、分断する事で自分たちを弱くしている。

     「違い(多様性)」にすぐに上下関係をつけて、「自分たちの方が上だ」と考える。

     時には、『神の視点』を持ち出して、「神の目から見て、より好ましい」とか
     「天国に行く条件に、よく適っている」などと思う。

     こうした考え方が、宗教組織の中に階級制度を生み出す。

ニール  では、どうすればいいのですか?

     「優れている」という考え方は、社会に深く根づいています。

 神   実際には、「優れている」という幻想を捨てるのは、簡単だ。

     「自分の方が優れている」と思っている時の言動を見つめれば、自分が劣ったふるまい
     (愚かなふるまい)をしているのがよく分かるよ。

     「自分は優れている」と考えれば考えるほど、卑小な人間になる。

     しかし、しっかり目を覚まして生きないと、この事に気付けない。

     ほとんどの人は、夢の中で生きていて(自分の人生をしっかり見つめていなくて)、
     その夢が悪夢に変わるのを傍観している。

     その悪夢は、『生命/人生についての第5の誤解』につながる。

(『新しき啓示』から抜粋)


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