生命/人生についての5つの誤解について④
第5の誤解を説明する

 神   『生命/人生についての5つの誤解』の、第5番目の誤解はこれだ。

     「大きな相違を解決するためには、人間が殺し合うのは適切である」

ニール  あなたは、「多くの宗教が、この考え方を推進する側にまわっている」と言いますね。

 神   そうだ。

     「人間の弱さや相違には、残虐な殺人で応えても構わない」と、
     多くの宗教が聖典を通じて教えてきた。

     この考え方は、人間の本能に反するが、組織的宗教は人間の考えを組みかえてしまった。

     あなた方は、「人間が傷つけ合い殺し合うのは、神の意志だ。 神は、傷つけ合い
     殺し合うのを望んでいる」と教えられてきた。

ニール  それは、言い過ぎじゃないですか?

 神   そうかな?

     旧約聖書で、イスラエル人が仔牛を礼拝した時、何が起こったかな?

     神の指示で、3千人が殺されたのではなかったか?

     バアルを礼拝した2万4千人のイスラエル人に対しても、
     神はモーセに「この民の頭を捕らえて、さらし者にせよ」と命じた。

ニール  旧約聖書についての評釈によると、合わせて100万人の人々が、
     神の手で(神の命令で)打ち殺されているそうです。

 神   モルモンの書にも、このような事が書かれている。

     「泣きわめくがよい。 主の日は近づいている。

      主の日が来れば、土地は荒れ果て、罪人は滅ぼされる。

      神は悪人を罰し、悪に加担した者は剣でとどめを刺される。

      悪人の子らも、こなごなにされる。家は破壊され、妻たちは犯される。」

ニール  モルモンの書に、そんな事が書いてあるのですか?

 神   ニーファイ第2書を見てごらん。

     あなた方が認めなければならないのは、

     『 多くの聖典が、神自身が逆らう者を殺す姿を描き、「あなた方も神のために殺せ」
       と教えてきたこと 』
だ。

ニール  私たちは、重大な問いかけをした方がいいです。

     人間が聖典に記した神の言葉には、誤りはなかったのか?

     神や生命/人生について、まだ知らない事があるのではないか?

     新しい福音があるといいのですが。

 神   あるよ。 すでに、『神との友情』の中で示している。

     あなた方の世界を変える、新しい二行の福音だ。

     『 私たちは、すべて一体である 』

     『 私たちの道が優れているのではなく、これは1つの道にすぎない 』

ニール  これが世界の講壇から語られたら、すごいメッセージになりますね!

     ローマ法王やイスラムの宗教指導者などの口から出たなら、力強いメッセージに
     なるでしょう!

     ローマ法王やアメリカ大統領がこう言うのを、想像してみて下さい。

     「私たちはすべて一体です。 神への道は沢山あり、神は誰も否定なさらない。

      私たちの道が優れているのではなく、これは1つの道にすぎない。」

     これを宣言すれば、批判合戦は消えるでしょう。

 神   あなたは今、すばらしい状況を描いてみせた。

     それでこそ、世界は変わるだろう。

ニール  しかし現状では、彼らのメッセージは、まったく反対の前提の上に成り立っています。

     分離と優劣の上に成立しているんです。

 神   そう。 そこを、変えなければならない。

(『新しき啓示』から抜粋)


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