今までの恐怖を基盤とした社会を捨てて、
愛を基盤とする社会に移行しましょう

 神

生命は、永遠に続いていく。約束するよ。

生命に終止符を打つことは出来ない。
生命はシンプルに適応して、続いていく。

だが、今の形で地球の生命が続く事を望むならば、悪夢を終わらせて、新しい世界を創造しなければならない。

この対話のテーマは、それだ。

ニール

新しい世界に踏み出す準備ができていると、思われますか?

 神

今ほど準備が整っていた事はないよ。

世界は、新しい霊的な真実に飢えている。

世界は、生命を持続させるために役立つ真実を求めている。

大半の人は、公然とそう言えないだけだ。
そう言うと、今の宗教や政治や経済を、批判する事になるから。

ニール

では、どうすればいいのでしょう?

 神

「人々が飢えている霊的な指導者になりなさい。勇気を持ちなさい。」と、人々を励ますことだ。

ニール

でも、人々の恐怖心(新しい道へ踏み出す事への恐れ)は、どうすればいいのですか。

 神

「何を怖がっているのか?」と聞いてごらん。

安全や安定が失われる事か?
それなら、すでに起こっている。

世界を見回してごらん。安全でもないし、安定もしていない。

今の課題は、安全や安定を失うまいとする事ではなく、取り戻す事だ。

変えるべき最初の信念は、「自分たちは安全ではなく、安定していない場合があり得る」という信念だ。

この信念は、幻想だよ。
あなた方の魂は(あらゆる生命の本質は)、不死であり、永遠に安全だ。

内的な平和が実現していればこそ、外的な平和が可能になる。

その真実は、人類が何度も発見してきた事だ。

今の世界は、とても脆い。
それは、内的な平和が存在していないからだ。

だからこそ、人々の信念を変えなければならない。

今までの「恐怖の神(罪と報復の神)」を捨てて、「無条件の愛の神」を教えてくれる、勇気のある霊的な指導者はどこにいるだろう?

あなたは、その1人になれるだろうか?

霊的な指導者には、どんな人でもなれる。
これは、チャンス、挑戦だよ。

あなたは、隠れていないで出てくる時だ。

そうすれば、他の人達も勇気を出して同じ事をするだろう。

ニール

具体的には、どうすればいいのですか?

 神

おやおや、またくり返すのかね?

まずは、『真の平和への5つのステップ』を実践することだ。

公然と、こう認めればいい。

「私たちが今やっている事は、もう上手くいっていない」

ニール

ここでの『新しき啓示』は、それぞれの人の心(魂)にある、それぞれの人の啓示へと繋がるでしょう。

 神

ここでの『新しき啓示』は、宗教にしない方がいい。

そうではなく、「新しい啓示は可能だ」という、シンプルですばらしい真実を明らかにしなさい。

その事によって、あなた方は、『真の人間性を明らかにする力』を与えられる。

そして、真の人間性が明らかにされれば、それが『神性』であると分かる。

ニール

並々ならぬお言葉ですね。

 神

真実だよ。

神の偉大な資質である「愛・共感・優しさ・受容・理解・創造する力」こそ、真の人間性だ。

ニール

でも、私たちはそうした人間性を発揮してきませんでした。

どうして、そうなってしまうのでしょうか?

 神

さまざまな誤解・恐れ・しきたりが、あるからだ。

思考・言葉・行為(創造の3大ツール)は、「愛」か「恐怖(不安)」のどちらかで生まれる。

そして今までは、行動(創造)の支えとしては、恐怖が圧倒的に優勢だった。

あなた方の「精神的な仕組み」と「社会的なしきたり」のほとんどは、恐怖を基盤にしている。

あなた方は、何かから自分を守るために、そのような仕組みやしきたりを実行する。

「倫理」は、間違いを犯す事や罰される事から、あなた方を守る。

「正義」は、不当に扱われる事から、あなた方を守る。

「所有」は、他人に奪われる事から、あなた方を守る。

これらはどれも、長い目で見れば、守りとして機能しない。

(この事の詳細は、少し前のページに書いてあります)

それでまた、あなた方の苦闘(争い)がくり返される。

争いの根源となっている、恐怖と誤解を捨てるまでは、苦闘が繰り返されるだろう。

(『新しき啓示』から抜粋)


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