感情は『内なる存在』から送られてくる導きである

 エイ  あなた方の感情はすべて、『内なる存在』から送られてくるメッセージである。

     あなたが抱くネガティブな感情は、「あなたにとって価値のないものから手を引きなさい」
     という勧告なのだ。

     感情は厳密にいうと、「気分の良くなる感情」と「気分を悪くする感情」の2種類しかない。

     そうした感情は、『内なる存在』の導きである。

     『内なる存在』を認め、それが持っている無限の知識と力を頼りにすれば、人生は劇的に
     高められる。

     なぜなら、『内なる存在』はあなたの願望をすべて把握して優先順位を決められるし、
     あなたが身体に宿った時に持っていた目標も考慮するからだ。

     『内なる存在』は、感情という形で、あなたをナビゲートしている。

     いったん『内なる存在』を受け入れれば、驚くべき宝庫があると認識するだろう。

     こうなれば、あらゆる分野で著しい進歩を遂げる事ができる。

     なぜなら、自分が既に力や明晰さを持っていると知れば、それらを育むために頑張る
     必要がなくなり、それらが前面に出てくるのを許容し可能にするだけでいいからだ。

     才能や能力を、あなたは既に持っている。

     あなたは才能を磨いてきたと考えているかもしれないが、実際には才能は生まれる前から
     存在していたのである。

     だからそれが前面に出てくるのを許容し可能にすればいい。

     内なる可能性が輝き出すのを阻止しているのは、大抵は自己評価の欠如である。

     自己評価が低いため前に進めないケースが多い。

     多くの人は、自分がどのように経験を引き寄せているのか理解していない。

     そのため、自分の身に悪い事が起こると、その理由を自分の外側に探し、
     社会の仕組みを責めたり、他人に責任を転嫁したりする。

     しかし外部の標的を責めれば責めるほど、自分の人生をコントロールする力を失い、
     ネガティブな感情にはまり込む。

     現在の地球人が、主として否定的な(ネガティブな)心理状態で生きているのは事実である。

     こんな残念な状態なのは、最大の原因は自己評価の低さにある。

     あなた方は、自分の中にナビゲーション・システムがある事を忘れてしまったために、
     自分の外側に答えやルール探し求めている。

     自分の内側にナビがあるという強い感覚を持っていないと、他人の意見や態度に
     左右されてしまい、意見の食い違いに苦しんだり、混乱したりしてしまう。

     他人の意見に頼っていると、そのうちに承認を求める人間になる。

     そうなると他人を喜ばせる考えや行動を選ぼうと努力するようになるが、他人はそれぞれ
     考えや行動基準が違うのであなたは困難に陥る。

     そのことが、自己信頼の欠如を永続化させるのだ。

     本書の最大の狙いは、自分の中にナビがある事を認識する手助けとなることだ。

     ナビを認識し活用することが、自己評価を高める道である。

     私たちの視点から言うと、あなた方は赤ちゃんの頃から知識も経験もある年とった
     存在である。

     だがあなた方はそのようには見ず、赤ちゃんや子供を無知だと見て、自分たちの行動基準に
     従うよう求める。

     そのためにあなた方は、大人になる過程で自分を無知な人間と見なし、様々な疑問への
     答えを自分の外側に探し求めるようになる。

     その結果、『自分が自分の経験の創造者である』という真理からどんどん遠ざかっていく。

     自分を高評価することは決して難しくない。その事をぜひ分かってほしい。

     あなたの中には、あなたを敬愛してやまない『内なる存在』が居る。

     『内なる存在』は、あなたが経験してきた事をすべて知っている(蓄積している)
     老賢者である。
     あなたの全てを分かっており、片時もあなたから目を離さない。

     あなたが喜ばしい事に注意を向けると、肯定的なエネルギーが全身に流れるが、
     それは『内なる存在』と繋がって共鳴しているのだ。

     その逆に何かの欠落に注意を向けると、否定的なエネルギーが全身を流れるが、
     『内なる存在』と繋がっていないことを示しており、本当の自分から逸れているのだ。

     重要なのは、内なる存在(本当の自分)と繋がり共鳴することである。

(『引き寄せの法則の本質』から抜粋)


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