神
すべては視点に左右される。
視点が認識を創る。
ニール
「どういう見方をするかで、何が見えるかが決まる」、という事ですね?
神
その通り。
自分を被害者として見れば、被害者の自分が見える。
人生のすべてを贈り物として見れば、すべてが贈り物に見える。
そこで、思い出すことの5番目は、これだ。
『死は悲劇ではない、死は贈り物である』
ニール
死さえもが贈り物ならば… 悲しむ事なんて何もないですね。
神
何も悲しむ事はない。
挫折や喪失を怖がっていれば、生きる事を恐れることになる。
ニール
どうして私たちは、死ぬ事を恐れているのでしょう?
神
それは、死について教えられてきた事のためだ。
死について新しい見方ができれば、死は偉大な贈り物になるだろう。
「死は自らが選ぶこと」をしっかりと理解できれば、新しい見方をするための大きな助けになる。
(『神へ帰る』から抜粋)