究極の悟りとは、すべてと一体になりこの瞬間に身を置くこと
悟るための強力な方法

 神   『すべてと1つになる(自分はすべてと一体である、という究極の悟り)』とは、
     焦点の置き方(中心の定め方)の問題なのだよ。

     究極の悟りとは、「今、ここ」という瞬間に自分のすべてを置いて、どこか他にふらふら
     出かけていない、という事だ。

     強い決意を持ってすれば、他のすべてから精神を引き離して、「今この瞬間」に集中できる。

     これを、「全面的に今に在る」と呼ぶ人もいるね。

ニール  ラム・ダスが「ビー・ヒア・ナウ」の中で書いている事や、エックハルト・トールが
     「さとりを開くと人生はシンプルになる」で書いている事は、それですね。

 神   「全面的に今に在る」ための方法の1つは、鏡で自分の目を見つめる事だ。

     呆れるほど簡単だが、強力な方法だよ。

     秘訣は、落ち着かない気分になってきても見つめ続けることだ。

     10秒以上も見つめ続けられれば、自分への共感と愛の体験が始まる。
     自分を愛する事に慣れていないと、その気持ちを受け入れるのは難しいかもしれない。

     さらに自分の目を、深く深く見つめる。

     そしてその後に、ふっと目を閉じる。

     そうすると、エッセンスとの合体を感じる事がよくある。

     パートナーや親友がいるなら、その人の目を深く見つめてみるといい。

     この時も、落ち着かない気分になっても目をそらさないこと。

     やがて相手とあなたが混ざり合うのが感じられて、内なる輝きへと溶け込むだろう。

     自分や誰かの目を深く見つめる時、そこに見えるのは魂だ。

     目は、「魂の窓」なんだよ。

     ペットや野生動物でも同じだ。

     他の生き物の目を深く見つめれば、その生き物を愛するようになる。

     人はペットや野生動物と恋に落ちるし、その感情はとてもリアルだよ。

     誰かの目をじっと見つめれば、その人と恋に落ちる。

     だからこそ、人はすぐにお互いから目をそらす。

     愛の導きに身を委ねる時、あなたには何の困難もない。

     葛藤や苦闘は消えて、あなたは「すべては1つであること」を知る。

     「全面的に今に在る」というのは、自分の経験を高く引き上げるために、
     とても有効な方法だ。

(『神へ帰る』から)


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