幻想の創造を、時計を進めておく行為で例える

 神   人は毎日、意識的・無意識的に幻想を創り出し、その中で生きている。

     遅刻をしないように、『時計を進めておく人』がいる。

     彼らは時計を見て、急がなくてはと考える。
     幻想を創り出すことで、遅刻をしないようにしている。

     中には、自分で時計を進めたことを忘れて、「間違った時刻を信じてしまう人」がいる。

     そうなったら、幻想はもう役に立たない。本来の目的に役立たないのだ。

     「時計が示している時刻は、自分で創った幻想だ」というのを忘れてしまうと、
     幻想が現実になってしまい、心配でたまらなくなる。

     幻想は、幻想として認識している時にだけ、『究極の現実の体験』への導きになる。

     その時にのみ、目的に役立つ。

     この説明で、「幻想を幻想と見抜くこと」が、「幻想を活用する事になる」と分かっただろう。

(『神とひとつになること』から抜粋)


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