「必要性」という幻想を、幻想と見抜いて活用する③

 神

『必要性という幻想』を幻想だと見抜けば、本来の目的に活用できる。

つまり、「栄光を体験し自分を知るための道具」として使える。

例えば、「身体が必要だ」という幻想を使えば、あなたは身体を守って大切にする。

そうすれば身体は、「さらに大きな栄光を創造する」という、本来の目的のために使える。

「人間関係が必要だ」という幻想を使えば、あなたは人間関係を守って大切にする。

そうすれば人間関係は、「さらに大きな栄光を創造する」という、本来の目的のために使える。

必要性という幻想を、活用しなさい。

『幻想は、幻想だと見抜いている時にだけ役立つこと』を、知っておきなさい。

幻想を現実だと信じてしまうと、不安が生じて、執着の罠におちいる。
そして、幻想の中で迷子になる。

迷子になった時の解答は、自分の外側を探しても見つからない。
解答は、あなたの内側にしか見つからない。

この事を覚えておきなさい。

『内側に入っていかなければ、何もなしで外に出て行くことになる』

「すべては必要ない」と思い出せるのは、自分の内側でだけだ。

必要性という幻想を利用して、『何も必要とせずに、すべての必要性が満たされている聖なる自分』を、体験しなさい。

この聖なる自分が、『本当のあなた』だ。

(『神とひとつになること』から抜粋)


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