第六ステップ・神を助けること
あなたが神性を表現すれば、神を助けることになる

 神

神を助けなさい。

ニール

あなたは何も必要ないのだ、と思っていました。

 神

私には、助けは必要ではない。

だが助けてもらえれば、私たちにとって物事がもっと容易になる。

ニール

どうして容易になるのですか?

 神

それを理解するには、神が何をしようとしているかを理解しなければならない。

ニール

理解しているつもりです。

あなたは、「今」という瞬間に、あなたを再創造しているのでしょう。

真の自分について抱く、最も偉大なヴィジョンの中の最も壮大なヴァージョンで、再創造をし続けている。
それを、私たちを通じて行っている。

その意味で、私たちはあなたであり、神の身体の一員だ。

 神

よく思い出したではないか、友よ。

それでは、神を助ける方法を教えよう。

意図的に、調和的に、有益に、人生を生きなさい。

この三つの生き方によって、「創造的エネルギー・優しい智恵・純粋な愛」という、三つの私が与えた贈り物を活用できる。

『創造的エネルギー(思考・言葉・行為)』を、意図的に使いなさい。

そうすれば、経験の原因になれる。

何かをした時に、「わざと意図的にやったのですね!」と言われたら、それは非難ではなく褒め言葉だ。

『優しい智恵』を使えば、調和的に生きられる。

調和とは、周りのヴァイブレーションを感じ、それと混ざり合うことだ。

混ざり合うことは、相手に合わせる事とは違う。相手と一緒に歌うことだ。

調和して歌うと、歌全体が変化して、新しい歌になる。

これが、「魂の歌」だ。これより美しいものはない。

優しい智恵を使い、瞬間が変わるのを見つめなさい。

『純粋な愛』、それが私でありあなただ。

純粋な愛を表現する時、あなたは「真の自分」を、自分に体験させる。
そしてあなたの人生は、有益な人生になる。

純粋な愛に生きた時、あなたは「自分も他人も同じだ、全ては一体だ」と気づく。

あなたが「創造的エネルギー・優しい智恵・純粋な愛」を使って、神性を表現すれば、神を助ける事になる。

あなたが神性を表現すれば、私はますます神らしくなる。

なぜなら、あなたは神の身体の一員だからだ。

(『神との友情 下巻』から)


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