全面的な愛②
人間は邪悪だ、と考えている限り、全面的に愛する事はできない

 神   すべての人を、すべてのものを愛する事は、あなた方の基本的な性質だ。

     だが、その基本的な性質に反した、自然ではない行動をするように、あなた方は教えられている。

ニール  どうして、そんな事を教えられているのですか?

 神   「自然な自己は、邪悪なものであり、抑制させなければならない」と信じてきたからだ。

     「自然」である事は、罪だと言われてきたのだ。

ニール  今でも、文化によっては、女性が顔や手首を見せることさえ許されません。

 神   あなた方が抑圧しようとする自然な部分は、それだけではない。

     真実を語ること、宇宙への信頼、歌うこと、踊ること等も、非常に自然な事なのに、
     やめさせようとする。

     それは、「自然な性向にまかせたら、自分も他人も傷つくのではないか」と心配するからだ。

     そんな不安を感じるのは、「人類は邪悪だ」という『支える思考』があるからだ。

     「自分たちは罪を負って生まれたから、もともと悪なのだ」と、あなた方は想像している。

     あなた方は、この支える思考を選んだ。

     そして、間違っていると思うのは嫌なので、自分たちが思った通りに(邪悪に)なるように、
     ひたすら努力してきた。

     「自分は基本的に邪悪だ」と考えている限り、自分を全面的に愛する事はできない。

     自分を全面的に愛する事は、すべてを全面的に愛する事の第一歩だ。

     あなた方が、「人間の本質は善だ」と信じるなら、法律や制約はほとんど無くなるだろう。

(『神との友情 下巻』から)


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