武器貿易規制条約について
(2012.8.3.)

この条約は、『世界中での武器の輸出入を規制する、新たな国際法』の事で、現在、国連で協議されています。

武器貿易条約と訳されてますが、『武器貿易規制条約』の方が分かりやすいと思います。

世界の平和を考えたとき、この条約はとても重要だと思います。

この条約の可決を目指す者として、ここで取り上げます。

以下は、毎日新聞から武器貿易規制条約の内容についての抜粋です。

この条約は、通常兵器の輸出入を規制するための条約である。

(大量破壊兵器の規制はすでに存在している)

通常兵器の規制は、現在はない。
(対人地雷など一部については、すでに存在している)

この条約は1990年代にアイデアが出て、先月にようやく国連で話し合われたが、合意に至らなかった。

可決に反対しているのは、アメリカ、ロシア、インドなど。

(※抜粋はここまで)

私は、この条約を世界が認めて可決したら、一気に世界は好転すると思います。

どこの国の内戦も、武器を外国が提供するから、深刻化や長期化します。
今のシリアを見ても、よくわかるでしょう。

日本は、この条約の可決に向けて努力する事で、世界に存在感を示すべきです。

日本は世界の場で存在感を出すのが苦手だ、とよく言われますが、「脱原発、脱戦争、クリーンエネルギーなどで、存在感を出せるポテンシャルを持っている」と、私は思います。

国民に高い意識が生まれれば、『平和のための調整役の国』というポジションに、日本はなれると思います。

日本は、戦争と云う最悪の暴力に加担せずに、無私の精神を持って世界情勢に挑めば、『愛と情けの国、日本』として尊敬される国になれますよ。

もちろんその過程では、アメリカと距離をとる事が大切です。
「アメリカは武器輸出の、圧倒的な世界一の国」だからです。

この条約は、世界への影響力が絶大な内容なのに、報道が少ないです。

もっとみんなが注目するべきだし、そのためにもメディアは大きく取り上げて下さい。


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