7月8日に起きた、元首相の安倍晋三を白昼に路上で殺すという事件。
犯人として山上徹也が現行犯逮捕され、彼の単独犯行であると警察も大手メディアもしています。
ところが私が軽く情報を集めただけでも、山上の単独犯行説には無理があると分かりました。
私がこの事件を知った時、まずおかしいと思ったのは、安倍晋三という日本の最高権力者といえる人が、簡単に路上でそれもたった1人に殺されたという点です。
安倍晋三は、自民党の最大の派閥である「安倍派」を率いてました。
言うまでもなく、自民党は日本で最大・最強の政党であり、そこの最大派閥を率いるという事は、日本の最高権力者と言えます。
さらに安倍晋三は、2度も首相になっており、その在位期間は歴代最長です。
安倍晋三は、直近は首相でも大臣でもありませんでしたが、「影の首相」と言えるほどの実力者でした。
事実、菅が首相になった時も、岸田が首相になった時も、安倍晋三が関与したといわれ、晋三はキングメーカーと評されてました。
そんな人物が、あっさりと1人に人間によって、それも大勢が周りにいる状況で、殺されてしまったのです。
「これはおかしくないか?」と感じるのが当然でしょう。
私が次に安倍暗殺事件でおかしいと思ったのは、犯行に使った銃が自作のもので非常に作りが雑に見える事と、それは散弾銃という説明なのに安倍晋三の他には被弾者がいなかった事です。
犯行に使った自作銃の写真を見て、「これは酷い、これではきちんと的に当たらない。殺傷力も無さそうだ」と思いました。
散弾銃でやや距離を置いて、しっかり狙う風もなく射ったのに、安倍晋三の周りを囲んだ人達に被害者が出なかったのも、明らかにおかしいです。
そもそも安倍晋三は前述のように日本の最高権力者といえる存在なのに、簡単に近づいて2発も狙って射てる事に、私は驚きましたよ。
「警護の人達は、仕事だから要人の周りにいるけど、実際はやる気はなくて守らないんだな」と思いましたね。
別にそれでいいと思います。
仕事でカネがもらえるから嫌々やってる、やっている感じをとりあえず出している、でも本当はやる気はない、なんて人はどの職業にもいます。
警護の人々を非難する気はないですね。
バカバカしいでしょ、安倍晋三みたいに嘘ばかりつく人の警護を真剣にやるなんて。やる気が無い人がいても私は許します。
私は歴史が好きで、歴史書を読むと暗殺事件も出てくるから、けっこう過去にあった要人暗殺計画を知ってます。
歴史を学ぶと分かるのですが、要人の暗殺はかなり大変なんですよ。
ほとんどが失敗しており、狙った人物に怪我を負わせただけとか、別の人に弾が当たってしまったとかです。
大勢の人が関わって綿密な計画を立てる、大がかりな暗殺計画でも、ほとんどが失敗に終わってます。
それを知っているので、山上徹也が一人で計画し、自作の雑な銃で狙ったのに、日本の最高権力者だけをきっちり殺したという事に、違和感しかないです。
「それはあり得ない。私が勉強して得た歴史知識からみて、それはあり得ない。狙った要人だけを白昼堂々と殺すという、見事な暗殺を成功させている以上、大きな組織が関わっている。」、と思ってます。
それで、ネットで情報を見ていったら、山上単独犯行説を疑う人は沢山いますね。
色々と考察している記事がありますが、どれもなるほどと思えるし面白いです。
特に感心した、勉強になった情報を、今回は紹介します。
それは林千勝さんと水島総さんの対談動画なんですが、『安倍晋三・暗殺事件』の疑問点を上手くまとめています。
安倍暗殺の数日後に録られたものです。
その動画の要点抜粋をこれから書き、その後に私の感想も述べます。
〇「今、世界はどうなっている?」林千勝×水島総から抜粋
林
7月8日の午前11時台に、安倍晋三・元総理は右手にマイクを持ち、左手を動かしながら(路上で)演説していた。
突然にパーンと音が鳴って、(安倍の左手から)煙が出た。
そこで彼(安倍)は少し振り返った。
この時はまだ銃弾は当たっていない。
1発目の音から2~3秒おいて、まず安倍の右襟が動いてなびいた。
(直後に2発目の音と煙が出た)
当日に倒れた安倍の身体を手術した奈良医大の医師は、4時間半の手術をしたが、その医師の記者会見ではこう説明があった。
「右の鎖骨の上から2発の銃弾が入り、その射創があった」
安倍が射たれた時の映像を見ると、鎖骨の上の傷は射出口(弾が出た痕)ではない。
なぜなら、そこからは血が出ていない。(※射出口からはかなり血が出る)
そして右鎖骨の上の弾が入った所は、山上容疑者からは射てない。(※山上は反対側にいた)
奈良医大の医師は、「右鎖骨の上から入った弾は、心臓へ向かい大きな穴を開けた」と述べた。
つまり、入った弾によって心臓はすぐに停止したと思われる。
なぜか奈良医大の報告では全く触れてないが、翌日の司法解剖の結果だと、左腕の上腕部(肩の下の辺り)から弾が入ったとした。
つまり、弾の入った所が変更された。
安倍が(1発目の音を聞いて)振り返った後に、左腕の上腕部から弾が入って、それが鎖骨の動脈(頸動脈)を切り、大量出血で死亡したというのが、司法解剖の結果だった。
司法解剖では、右鎖骨の上にも銃創があったとしている。
水島
山上容疑者は、あの銃を普通に腰だめ風で射っている。
安倍晋三は背が高く、ちょっと高い台に立っていたから、弾は(安倍に当たったら)下から上に向かうはずだ。
ところがそうなっていない。
それに右鎖骨上の銃創は、弾が入ったものだ。(※前述のとおり、この銃創は山上には付けられない)
林
映像をスローモーションで見ると、山上が2発目を射つ前に、安倍の右襟が(右鎖骨の上あたりが)揺れている。
水島
それを考えると、別のスナイパーがいて、消音銃で射っている可能性が高い。
あの場所は、色々と高い所から安倍を射てる。(ビルなどが周りにある)
林
奈良医大の医師は、「右鎖骨の上から2発の銃弾が入り、1発は身体を抜けて、1発は心臓に大きな穴を開けた」と発表している。
この弾を射った場所を考えると、(弾道から見て)その方向には南都銀行の駅前ビルがある。ビルは7階建てだ。
このビルを、数日経った今日、現場検証している。
事件後すぐにビルの屋上を押さえて調べるべきだった。
水島
あのようなビルには、普通は警察なんかを配備するものだ。
それが全然してなかった。
銃の薬莢が残ってないかなど、全部のビルを調べるべきだ。
どういう銃で(安倍が)射たれたのかも、全く解明されていない(情報が公開されていない)。
事件を最初に発表した警備部長らの態度の悪さも気になった。
「知らねえよ、俺は」みたいな態度だった。
林
うがった見方をすれば、それが本心なのかもしれない。
不本意ながらやらされた(暗殺に協力させられた)とも見える。
水島
犯人とされた山上が、ケネディ暗殺事件の犯人とされたオズワルドみたいに殺される可能性もある。
私は(安倍暗殺の)犯人について、出自とか育ちとか家庭環境の問題に(犯行の動機を)持っていくと予想していた。(※ケネディ暗殺の時にはそうだった)
案の定、その流れになっている。
統一教会への恨みから犯行に及んだというが、安倍に繋がらない。
統一教会の会長とかを殺そうとするなら分かるが、統一教会で祝辞を述べた政治家なんて他にも沢山いる。
林
(安倍暗殺事件は)弾がこう飛んできて、こう当たったとか、(警察などが)図を書いて説明すべきだ。
水島
(調べや説明が不十分なのに安倍の)遺体をもう焼いてしまった。
遺体は説明のできない傷の負い方をしていたと思う。
林
(安倍の)家族たちは、得た情報から山上が犯人ではないと、おそらく分かっている。
真犯人が誰なのかを捜査すべきなのに、「捜査をしろ」とどの政治家も言わない。
水島
今回の事件は、(山上の)1発目が大きな音で鳴ったのに、(直後に)警備の者が何もしていない。
警備員の配置の仕方もおかしい。
聞いた話だが、ああいった(国会議員の演説の)場合、背後には街宣車を置く。
そうやって後ろから射たれないようにする。
それもしていない。
(だから、あそこで安倍が演説するように)場所を選んだのが誰なのかも重要だ。
あそこは奇妙な場所で、前からも後ろからも上からも狙える。
それに自動車もどんどん通っている。
そういう場所なのに、自動車の遮断を考えず、(安倍の)後ろに警備員が立っていない。
報道によると、山上の銃は6発の弾が込められていて、いっぺんにそれが発射された。
じゃあその弾はどこにいったのか。
薬莢はどこにいったのか。
山上は、昔の薬莢で弾をつめたと言っている。
(安倍が)大量の出血をしたとも報じているが、見たところあまり血が出ていない。
だから心臓に穴が開いたなら、腹に血がたまったはずだ。
あと(奇妙なの)は、最初の報道によると、射たれた直後には安倍の意識があったという。
林
奈良医大の医師は「心臓に大きな穴が開いた」と言っているから、すぐに心停止したはずだ。
水島
そう考えると、(倒れて意識のあった安倍を)運ぶ途中で殺した事も考えられる。
安倍が倒れた後に、何かをやった可能性もある。
私から見ると、(今回の暗殺は)日本人的な暗殺方法ではないと思える。
この暗殺は、わざと見せるためで、「(裏切ると)こうやって殺されるんだよ」と見せる方法でやっている。
ロシア式だと毒物で静かに暗殺するが、今回は国政選挙の前々日に、公衆の面前で元首相を暗殺した。
KDDIが3日間も通信障害になって4千万人の被害者が出たのも、私はサイバー・テロの可能性があると思った。
この1週間、JRの線路で煙が出たとかあって、ダイヤがめちゃくちゃになっていた。
それを考えると、このところ社会不安を煽る事件が続いており、その集大成として安倍暗殺になったと見える。
もっと安倍暗殺について、「説明しろ」と言わないといけない。
週刊誌がもっと取り上げるべきだ。
自民党の安倍派がまず声を挙げるべきだが、「元総理の死を悼みます」と言うだけで、真相の究明を求めていない。
単なる山上という頭のおかしな男が、自家製の銃で元総理を殺したという事件でないことは、皆がどこかで気付いているはずだ。
それなのに、大手メディアは統一教会との関係や、「暴力はいけない」のキャンペーンをして、ごまかしている。
(※動画からの抜粋はここまで)
林千勝さんと水島総さんの考察・分析は、すごく良い線をいっていると思います。
安倍暗殺事件とケネディ暗殺事件の類似性を水島さんは述べてますが、私も「似ているなあ」と思います。
ケネディ暗殺は、CIAとマフィアが共同で計画し実行したことが、すでに明らかになっています。
(このサイトではケネディ暗殺も取り上げており、ケネディ大統領の暗殺事件のページにまとめています。
興味があったら読んでみて下さい。)
今回の安倍暗殺は、ケネディ暗殺と手口が似ているから、CIAが行ったのではないかと推測できます。
山上容疑者とその家族が入信していた統一教会は、CIAとの繋がりがずっと前から指摘されてる組織なんですよね。
リチャード・コシミズさんが、その繋がりをよく力説してます。
CIAと、その背後にいるアメリカ政府や大金融家・財閥(最近はディープ・ステートと呼ばれている)は、アメリカの植民地状態にある日本で暗躍してきました。
安倍晋三ら自民党は、その手先として活動しているから、彼らに安倍晋三が殺されるのは理屈に合いません。
おそらく安倍晋三は、ディープ・ステートやCIAを裏切る何かを行い、処刑されたのでしょう。
安倍暗殺は、謀略や暗殺を得意とするCIAのような組織が計画を立て、山上は犯人役に仕立て上げられたにすぎません。
私はそう見てます。
日本では、在日米軍基地を経由することで、アメリカ人は日本に入国するのも日本から出国するのも、自由自在に行えます。
その出入りは、日本政府は全くチェックできず、ノー・チェックの状態です。
在日米軍とその基地は、日本の法律が適用できない状態にあり、これが日本の闇を生み出しています。
安倍暗殺事件の情報を、もっともっと公開しなければなりません。
そうすることが、日本の闇を晴らすことの一助になると思います。