安倍政権を見極める㉔
安倍夫妻の汚職疑惑と、森友学園の偏向教育② 
(2017.3.7~11.)

安倍夫妻が絡む、国有地の格安売却という汚職。

テレビでも大きく取り上げられてきて、新情報も盛りだくさんとなっていますね。

この森友学園をめぐる問題は、リテラというウェブサイトがすごく力を入れて記事を書いてます。

私はその仕事ぶりに感動しました。大拍手を送ります。

気骨あるジャーナリストここにあり、って感じなので、多くの人に見てもらいです。

リテラの記事を勉強してノートに取ったので、それを中心にここに書きます。

この事件をあまり知らない人は、まず前回の日記「安倍夫妻の汚職疑惑と、森友学園の偏向教育①」を読むといいです。

実は、森友学園の他にも、安倍夫妻が絡む学校法人があり、こっちは国有地がタダで譲渡されたという。
これは次の日記で取り上げます。

今回の事件を見ていてつくづく思うのは、『安倍晋三にも森友学園の籠池理事長にも愛国心がない』ということ。

愛国心があったら、国有地にもっと敬意を払うでしょ。

愛国者ぶる人々の本性を見られたという意味では、国民にとって良い勉強の機会となったと思います。

(以下はリテラ2017年2月28日の記事から抜粋)

国会での野党の追及で、森友学園の国有地売却交渉の一端が明らかになった。

2015年9月4日に、学園関係者は大阪府にある近畿財務局を訪ねて、そこの統括管理官および大阪航空局調査係と話し合っていたのだ。

この交渉の記録の提出を求められた財務省は、「記録は廃棄した」と答えているが、そこで疑惑の価格交渉が行われた可能性が高い。

さらに、この交渉の前日には、安倍首相も官邸で財務省理財局長の迫田英典と会っていた。

理財局は、国有財産を管理する財務省の内局である。

しかも4日の午後には、安倍は国会をサボって大阪入りしている。

翌5日には、昭恵夫人は(森友学園が経営する)塚本幼稚園で講演している。

安倍の国会答弁によれば、この時に昭恵は籠池理事長から(新設する)小学校の名誉校長を引き受けた。

こんな偶然があるだろうか?

安倍と迫田・理財局長が面談したのは、これだけではない。

2015年には記録されているだけでも、7月31日、8月7日、9月3日、10月14日、12月15日と、5回も会っている。

理財局長がこんなに首相と会うのは、異例のことだ。

迫田と安倍は、密接な関係にあるようだ。

大手紙の財務省担当の記者

「迫田氏は、大蔵省で事務次官レースの本命から外れた印象だった。

 ところが安倍が首相になると、安倍と同じ山口県下関市の出身のため目をかけられ、
 事務次官になれる可能性が出てきた。」

国有地の激安売却の経緯を説明するため、当時の責任者である迫田氏は国会で説明すべきだ。

野党は参考人招致を求めているが、自民党は応じなかった。

(以下はリテラ2017年2月28日の記事から抜粋)

安倍首相は2月27日の国会答弁で、「妻は森友学園から報酬も講演料もまったく受け取っていないと聞いています」と繰り返した。

ところが今日の国会で、民主党の舟山康江議員がこんな事実を明らかにした。

『塚本幼稚園のPTA収支決算報告書に、「15年9月5日 首相夫人 安倍昭恵先生」との記載があり、社会教育費として支出がなされていた』

(昭恵はこの日に同幼稚園で講演しているので、講演料を受け取っていたということ)

安倍首相は森友学園について当初は、「籠池理事長は私の考え方に非常に共鳴している方」「妻から、森友学園の教育に対する熱意はすばらしいと聞いている」と言っていた。

だが国有地売買の不正疑惑が深まると、態度は一転し、「学校のやっている事はまったく承知していない」「籠池氏は非常にしつこい」「個人的に会ったことは1回もない」と、尻尾切りを始めている。

安倍の主張は本当だろうか?

籠池氏は発売中の週刊朝日3月10日号で、こう語っている。

「安倍氏とは5年くらい前にPTAの紹介で知り合った。

 首相になられる前で、昭恵夫人と先に知り合って小学校の見学に来てもらい、
 住吉大社にもご一緒させていただいた。」

安倍は、新設される小学校で昭恵夫人が名誉校長になる事について、
「妻は小学校を記念する講演会に呼ばれ、依頼を断りきれなかった」と同情を誘おうとする説明をした。

しかし昭恵は、森友学園で講演した15年9月5日に、自身のフェイスブックで塚本幼稚園を宣伝している。

「塚本幼稚園にて講演。園児達は大変お行儀が良く元気です。毎日君が代を歌い、教育勅語、論語や大学などを暗唱」と報告し、同幼稚園のURLを貼り付けていた。

いやいやながら名誉校長になったストーリーは無理がある。

昭恵はこの講演では、「普通の公立学校の教育を受けると、ここで芯ができたものが途端に揺らいでいまう」とまで述べている。

15年1月8日に配信された「産経ニュース」では、昭恵が14年4月に塚本幼稚園を訪問した際の様子をこう伝えている。

『昭恵夫人が訪れたとき、鼓笛隊の規律正しいふるまいに感動の声を上げた。

 さらに、籠池園長から「安倍首相ってどんな人ですか?」と問われた園児が「日本を
 守ってくれる人」と答えるのを見て、涙を浮かべてこう話した。
 「ありがとう、(夫に)ちゃんと伝えます。」』

これらの事実から導かれるのは、『昭恵夫人が森友学園の教育方針に賛同していたこと』だ。

(以下はリテラ2017年2月27日の記事から抜粋)

今夜、安倍首相は内閣記者クラブのキャップたちと、赤坂の高級料理店でオフレコ懇談会を開いた。

このオフ懇は恒例のものとなっているが、それと共にメディアは手懐けられ、その結果、政権に厳しい報道は行われなくなっている。

今回の会食の目的は、森友学園だ。

ANNの世論調査では、83%の人が「国会で事実をはっきりさせる必要がある」と回答している。

この疑惑を取り上げる事に、安倍はクギを刺したのだ。

大手新聞社の記者

「参加した記者たちは、安倍首相の発言を上層部に報告します。

 上層部は首相の意向を汲み取り、自主規制を始めるんです。」

国民の関心が高まる中、大手メディアはまた愚行をくり返すのだろうか。

(以下はリテラ2017年3月1日の記事から抜粋)

本日の国会で、驚くべき事実が明らかになった。

質問に立った小池晃議員(共産党)は、「ある国会議員の事務所の面談記録を入手した」と言い、そこには森友学園と近畿財務局や大阪航空局のやり取りが記されていたのだ。

面談記録の内容はこうだ。

「(2013年)8月5日。

 籠池泰典氏が来訪。塚本幼稚園が小学校設立希望の件。

 近畿財務局より『学校の場合は購入のみ』との回答あり。ついては8年間の借地にて
 その後に購入とできないか」

「9月13日。

 籠池氏から相談あり。『近畿財務局の国有財産管理官が来て、小学校設立の認可の
 お墨付きが必要と。なんとかしてや。』

 午後、近畿財務局からの回答。『前向きにやっていきますから』」

「10月12日。

 籠池夫妻が来訪。『事務方の判断できることではないというニュアンスを感じたので、
 上からの政治力でお願いしたい。土地価格の評価額を低くしてもらいたい』」

籠池氏はこの後、さらに要望していく。

「(2014年1月31日)小学校用地の件。

 近畿財務局と前向きに交渉中。
 賃料および購入額で予算オーバー。賃料は年間3500万円を2500万円に、
 売却予定額は15億円を7~8億円に、希望」

「(15年1月9日)本日、財務省の担当者より土地評価額10億円、10年間の
 定期借地として賃料が年4%で約4000万円の提示あり。

 高すぎる。なんとか働きかけてほしい」

15年5月29日に、籠池氏の希望が通り、賃料は年額で2730万円で借地契約が結ばれた。

これだけのディスカウントを見れば、「上からの政治力」が介在したのは明らかだ。

この面談記録は、鴻池祥肇議員の事務所のものだ。

鴻池はさっそく会見を開いたが、陳情があった事は認めつつ、口利きは否定した。

鴻池は、極右思想の持ち主として知られ、2008年には塚本幼稚園で講演を行っている。

しかも彼は、麻生太郎・財務大臣の側近なのだ。

全国紙の政治部記者

「鴻池氏は、麻生氏とJC(日本青年会議所)時代からの師弟関係で、
 麻生派の立ち上げから参加して副会長を務め、麻生内閣では官房副長官をしました。

 永田町では『麻生派の筆頭家老』と呼ばれています。」

麻生財務相は、森友学園が交渉していた近畿財務局を統括する立場だ。

そのため、『鴻池から頼まれて近畿財務局を動かしたのではないか?』という声が高まっている。

安倍首相は、財務省理財局長の迫田英典と2015年に5回も面談している。

そのうち8月7日と12月15日は、麻生も同席していた。

国有地の激安取引は、安倍と麻生という政権の重鎮が連携して行った可能性も浮上してきた。

(以下はリテラ2017年3月2日の記事から抜粋)

いまネット上に「シンポジウムin芦屋 これからの歴史教育を話し合おう」と題されたチラシの画像が出回っている。

これは、「日本の歴史文化研究会」という団体が主催する講座の告知だ。

ここでパネリストを務める人物の1人が、籠池町浪(ちなみ)氏。

彼女は籠池理事長の娘で、塚本幼稚園の教頭をしている。

このシンポジウムの共催団体は「日本教育再生・兵庫」で、日本教育再生機構の地方組織だ。

日本教育再生機構は、新しい歴史教科書をつくる会から分派した団体。
そして理事長は八木秀次だ。

八木は、安倍晋三のブレーンで、首相の諮問機関「教育再生実行会議」の委員を務めており、日本会議系の学者である。

このシンポには、もう1人見逃せない人物が参加を予定している。

自民党・衆院議員の山田賢司だ。

彼は2012年に初当選した安倍チルドレンで、14年8月に行われた自民党のヘイトスピーチ対策の会合でこんな発言をしている。

「国連にチンコロしている団体は、ネットで調べるとほとんどが朝鮮総連など朝鮮系の団体だ。右翼車両よりも左翼のほうがうるさい。取り締まりや排除をすべきではないか。」

安倍のブレーンが仕切る集会に、籠池の娘と安倍チルドレンが参加する。

彼らは繋がっている。

(以下はリテラ2017年3月3日の記事から抜粋)

国会で森友学園と妻・明恵の関係をきかれた安倍首相は、「妻は私人なんですよ」と逃げてはぐらかした。

しかし、昭恵夫人には秘書として経産省と外務省の職員が5人も付いている。

そして第一次安倍政権の頃には、彼女には公務に対する日当も支払われていた。

これらの原資は国税である。

昭恵が塚本幼稚園で講演した際にも、政府職員が同行していた。

また彼女は、昨年の参院選では自民党議員の応援演説のために全国を駆け回っている。

「妻は私人です」という言い訳は通用しない。

外国政府の要人と会うことも多いが、それは「首相夫人」だからだ。

彼女は昨年に、『安倍昭恵チャンネル』というネット動画コンテンツを立ち上げたが、そこでは「憲政史上初! 首相公邸よりお送りします」と謳っている。

首相夫人の肩書きを積極的に用いており、私人であるわけがない。

彼女は『とくダネ!』で放送された講演の中で、こう話している。

「前々から、塚本園長(籠池氏)からは主人にもお手紙をいただいたり、電話で話して
 いただいたり、実際にお会いしていただいたりしていました」

これは、安倍首相が国会で「籠池氏とは個人的な面識はない」と述べた事と完全に矛盾する。

さらには塚本幼稚園は、昭恵が名誉会長を務める一般社団法人「鈴蘭会」が販売する教材を、園内で使用していた事も判明している。

昨日の国会では、山本太郎議員は昭恵氏の参考人招致を求めた。

(以下は東京新聞2017年3月3日の記事から抜粋)

鴻池議員の神戸事務所が、籠池氏などと接触した回数は、同事務所の陳情報告書では2年7ヵ月で25回だ。

鴻池の秘書は、本紙の取材に応じて「(近畿財務局などへ籠池氏の)要望を伝えた」と語った。

報告書の内容は、森友学園が土地を借りるのに成功し、敷地から新たなごみが見つかった直後まで。

学園側はこの後、ごみ撤去費を引いた1億3400万円で国から土地を購入した。

(以下は東京新聞2017年2月25日の記事から抜粋)

国有地の売却結果は、1999年の大蔵省(現在は財務省)の通達で「原則公開」に決まっている。

しかし、近畿財務局が森友学園に売却した今回の件は、非公表だった。

過去3年間の36件中で、非公表はこの1件のみだ。

近畿財務局は非公表にした理由を、森友学園から要請があったためとしている。

取引の不透明さが報道されると、財務局は価格を明らかにした。

国有地は、国土の4分の1を占めており、全部で17兆7千億円の価値がある。

この一部が、売却や貸し付けの対象になる。

売却の方法は、一般競争入札と、自治体や学校法人などが公益目的で購入する場合の随意契約がある。

森友学園は随意契約での購入だった。

(以下は東京新聞2017年2月28日の記事から抜粋)

森友学園が、建設中の小学校用地から出たゴミ交じりの土砂を埋め戻したとされる問題は、27日に豊中市が現地調査をした。

市は記者会見で、「ゴミ交じりの土を1年近く仮置きしていた、と説明を受けた」と述べた。

学園側は「用地の土を掘って、ゴミを仮置きした」と言う。

市の担当者は、「排出したゴミは速やかに処分するのが基本。穴を掘って仮置きした事例は聞いたことがない」と指摘する。

市は、「ゴミの保管を明示した掲示板がなく、廃棄物処理法の基準に違反する」とも指摘した。

(以下は東京新聞2017年3月6日の記事から抜粋)

森友学園は、4月に開校を目指す小学校の児童確保策として、「愛知県の海陽中学校と推薦入学枠の提供で合意した」との文書を、大阪府の教育庁に示していた。

しかし海陽中学校は、「合意も交渉もない」と事実を否定している事が分かった。

府教育庁は、真偽を確認する予定だ。

海陽中学の担当者

「合意の事実は全くない。もともと森友学園とは接点がない。

 特定の学校と推薦枠を設けてはいない。寝耳に水で困惑している。」

同中学は、イギリスの名門イートン校をモデルに設立され、トヨタなどの企業が支援している。

(以下は東京新聞2017年3月7日の記事から抜粋)

松井一郎・大阪府知事は、小学校の建設費の報告が国側へ提出した試算の半額だった事について、「詐欺的なこと」と批判した。

推薦入学枠に関する文書も、「事実ではないと分かった」と話した。

校舎と体育館の建設費に関しては、国は補助金を算出する際に、学園側の申請を基にして15億円と試算した。

だが学園は、府に7億5600万円と報告していた。

学園の弁護士は、補助金を返還する意向を示した。

(以下は東京新聞2017年3月9日の記事から抜粋)

安倍政権は、塚本幼稚園で安倍昭恵氏が講演した際に同行した政府職員について、「公務だった」と訂正した。

7日に閣議決定した答弁書では、「講演は私的行為だ(だから昭恵も同行職員も公務ではない)」と説明していた。

8日の国会で、稲田防衛相は籠池氏との関係について、「籠池理事長は政治資金パーティに来場してもらい知り合った」と説明した。

弁護士である夫が塚本幼稚園の顧問弁護士だったという話については、「夫は私人なので答える立場にない」と答弁した。

森友学園が大阪府に提出していた籠池理事長の経歴書について、事実と異なる事が分かった。

「関西大の法学部を卒業し、自治省に入省した後、奈良県庁に出向した」と書かれていたが、関西大の商学部を出て、奈良県には新卒で採用されていた。

学園が提出した資料をめぐっては、相次いで虚偽の可能性が指摘されている。

府幹部の1人は、「経歴まで嘘をつかれると、何も信用できない」と話した。


日記 2017年1~3月 目次に戻る