衆院選挙から思ったこと
(2017.11.14.)

先月下旬にあった衆議院選挙。

結果は自民党の大勝で、私にとっては大変に残念なことになりました。

立憲民主党が第2党になったのは、まあ良かったのですが、共産党が議席を大きく減らしたので日本の自主独立と平和主義を創ろうとする勢力は増えたとはいえない。

私にとって一番きつかったのは、投票率がいつも通りに低く、50%強だったこと。

これだけ権力が(安倍政権が)暴走しても、怒ったり投票して止めようとする人が増えない現状を見て、「選挙にいかない人々に、選挙に行こうと呼びかけても駄目っぽいな」と感じました。

いま選挙を棄権している人々は(国民の半数近くもいる!)、「この世界を自分達で創っている」とか「自分には力がある」と認識していない。

こういう人達に選挙の重要性を説いても、腰を上げない。「政治は自分とは関係ない」とか「どうせ無駄だから」と考えているから。

この姿勢・価値観を変えるのは、政治やメディアではなく、哲学や霊的理解だと思うようになりました。

『人生とは何ぞや』という所から説かないと、そこから語りかけないと、状況は変わらないのではないだろうか。

自民党や財界や、日本を実質的に支配しているアメリカは、様々なメディアを使って「一般人にとって政治は縁遠いものだ」「政治活動をする人々は変人だ」「そんな活動をするより娯楽に興じなさい」と宣伝・洗脳してくる。

テレビで芸能人が政治発言をしたり政権批判をするのはタブーになっているが、これは分かり易い例だろう。

この状況下で揺らがずに惑わされずに選挙に行くには、深い人生理解が必要になると感じてます。

日本では(他の国でもそうなのだが)、嘘があまりにも多く氾濫している。

アメリカの言いなりのくせに、「日本を守る」とか「自主独立」と叫ぶ安倍首相。
今回の衆院選でも、自民党は「日本を守る」をスローガンにし、安倍のポスターにもその言葉が踊っていた。

彼らが言う「日本を守る」は、いくつもの言葉が端折られているんですよ。

正確に書くと「アメリカの支配下にある日本の体制を、私たちは守る。なぜならその体制で作られてきた利権にあずかってきたからだ。」
こうなんです。

ほとんどの部分を削って、意図的に誤解されるように仕向けているのですが、多くの人がそれに乗っちゃうんですよねー。

先日にあったトランプ大統領の訪日では、安倍が召使いとしてゴルフ接待し、日本はアメリカの言うままにアメリカ製の武器を大量に購入する事を決めた。

ミサイル防衛システムをアメリカは売り込んできたが、あれは以前から「実際にはミサイルを撃ち落とすのは難しい、本当に機能するか疑わしい」と言われているものです。

ぶっちゃけた話、アメリカ製武器の購入は『親分アメリカへの上納金』なんですよ。

トランプと安倍が二人並んで記者会見した際に、トランプは安倍に向かって「日本はずっとナンバー・ツーだ。我々アメリカがずっと一番なのだ。そうだな安倍?」と問いかけた。

その時に安倍晋三は、へらへら笑いながら頷いた。

こんな屈辱的な事を、よく受け入れられるな、安倍を支持する自称愛国者たちは。

私は腹が立ちましたけどね。
「アメリカは素晴らしい国だが、日本など他の国々も素晴らしいです。アメリカがずっとナンバー・ワンなどあり得ない。」と、はっきり真実を言うべきだった。

こういう相手の靴を舐めるような対米外交を、「良好な関係を築いている」と評する人やメディアは、頭がおかしいと思う。

そういえば、トランプの訪日では、入国も出国も在日米軍基地から行ったのも話題になった。
あれも、日本を完全にバカにした態度だった。

在日米軍基地は治外法権の場所になっていて、ノー・チェックで日本に出入りできる。
その特権を持っている事をアピールする意図もあったと思う。

この隷属の状態を、維持しようと頑張る自公政権。

そして、それを支持する25%くらいの国民と、選挙に行かない事で黙認する50%の国民。

アメリカに盲目的に従うのを「間違っている」と思って変えようとしている人は、25%くらいか。

この人々の大半は、熱心な脱原発派だし、専守防衛派(平和主義)でもある。

ここのパーセンテージを上げていきたいんですよね。

話が戻るのですが、人々の意識を変えていくには、『哲学や霊的理解』が鍵になると考えます。

心ある人やメディアは、きちんと各党の違いを解説し、選挙に行こうと呼びかけてきた。
それでも投票率の横ばいが続いているのだから、他の方法を考えなければならない。

で、人々に自信を持たせ政治に関わる気力を与えるには、霊的な理解と進化が最も効果的じゃないかと。

今は様々な分野で講座や学習本が溢れていますが、霊的理解の分野にはそういう動きもない。

だからこそ、先日に始めた『引き寄せの法則』の紹介ページ作りは、意義深いものだと思い至りました。

魂と会話し助言を受けてスタートしたのですが、私は当面はその方向で意識改革に貢献しようと決めました。

この世界の深奥がどうなってるかを知るのは、とても大切ですから。

引き寄せの法則では、「自分が気持ち良くないことからは離れなさい」と説きますが、これを皆が実践したら戦争も原発も競争も無くなります。

気持ち良くないもの。

最後になりますが、今回の選挙で私が票を入れた日本共産党についてです。

日本共産党は、議席を大きく減らし、大敗といっていい結果となった。

立憲民主党がきちんと仕事をしていけば、そこに票が流れ続けるだろうし、次の選挙でも議席減が待っていると思う。

私は10月17~18日の日記で、「日本共産党の支持が広がらない主因は、閉鎖的かつ硬直的な党内体制にある」と書きました。

それは志位和夫が17年も党首を続けている事に、如実に表れている。

日本共産党は、選挙結果を受けて「反省」とか「総括」とか言い出しているが、選挙で大敗した以上、志位を辞めさせて別の人をトップにするのが当然です。

で、私は思うのだが、共産党では唯一、小選挙区で勝利した沖縄県選出の赤嶺政賢を党首にするのが良いのではないか。

志位らは小選挙区で落選しているからね。

比例で復活した人が、小選挙区で当選した人を押しのけて党首になるのは、おかしいでしょ。

こういった真っ当な改革をしていけば、共産党の政策は良いのだから支持も広がるはず。

逆にいうと、こういうケジメを付けられなければ、自民党となんら変わらない無責任な組織という事になる。

私自身、もし共産党が何の反省もせず志位をトップに据え続けるなら、大きく失望するでしょう。
次の選挙では立憲民主党に入れるのを検討することになる。

野党で共闘していくのは、正しい方向だし、それを主導した共産党を高く評価しています。

しかし、主導したからこそ、民進党が分裂して野党が敗北した衆院選の結果は、共産党の責任も大だと思います。

志位ら党の首脳たちは、小選挙区で落選しているのだし、責任を取って役職から降りなければなりませんよ。


日記 2017年10~12月 目次に戻る