3月11日は、東日本大震災のあった日です。
同時に、福島原発で大事故があった日でもあります。
その結果、放射性物質が大量に飛散し、日本各地にばら撒かれました。
あの衝撃の原発事故が起きてから、もう9年も経つんですね。
心ある本物の識者が事故後に予想していた通りで、9年経っても原発事故の後始末はいっこうに進んでいませんね。
安倍晋三・自公政権や電力会社は、原発事故を風化させ、無かった事にしたいようですが、何も解決していないし、現状は事故でぶっ壊れた原発の周りを覆って外から見えなくしただけに過ぎません。
そこにある大量の放射性廃棄物には、手を付けられずに来ました。
その一方で、太陽光発電や風力発電がかなり増えて、もう原発に頼る必要はなくなりましたね。
「電力不足」「原発がないと厳しい」という言葉は、もう死語と言っていいです。
この点では日本社会は大きく変わりました。
もう原発産業は、終わった世界です。
この流れは変わらないでしょう。
それが見えない東芝は、安倍政権と組んで原発ビジネスの延命を図りましたが、大赤字を出して死ぬ寸前まで来ました。
このウェブサイトには『原発は要らない』というページと、『新時代エネルギー』というページがあります。
この2つは、日本や世界が原発を捨て去って、新しいクリーンなエネルギーに移行するのを願って立ち上げたものです。
現状を見ると、日本はノロノロとした歩みで遅れぎみですが、世界全体ではクリーン・エネルギーへの転換が大きく進みました。
私の志しは、ある程度まで成就したと言っていいでしょう。
最近は『原発は要らない』も『新時代エネルギー』も、新しい記事を作成していません。
他の記事を書いているからなのですが、やや反省もあります。
「たまにはそっち方面も勉強して新しい記事を載せないといけないなあ、まだ福島原発は何も解決してないのだから」と思ってます。
このところ、コロナ・ウイルスが世界で流行し、いよいよ東京オリンピックの中止が見えてきました。
私は「東京オリンピックは要らない、さらに言うとオリンピック自体がもう要らない」と考えており、それを記事にもしています。
だから、今の流れは、大歓迎です。
本当は、日本はオリンピックなどに脇目を振らず、福島原発の後始末や、日本各地にある原発の廃炉や放射性廃棄物の処理に、エネルギーや技術を使うべきなんですよ。
東京オリンピックの中止?
素晴らしい事じゃないか。
この流れにの先には、中止の発表があると確信していますが、その日を楽しみに待っています。
私はその日、祝杯をあげるよ。
酒は飲まない質なので、ミネラルウォーターでね。