富裕層の脱税の手口
ボンド・ウオッシング

(『タックスヘイブンの闇』から抜粋)

1940~50年代に、イギリスでよく使われていた脱税方法は、『ボンド・ウオッシング』である。

これは、クーポン(利子)支払日の直前に債券を売却し、売値よりも低い価格で買い戻すことで、無税の売却益を生み出す手法だ。

クーポンを受け取って一時的に所有する者は、オフショア地域にいて、課税を逃れる。

(2014.3.11.)


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