(『世界がわかる!』から抜粋)
2006年7月1日に、青海省ゴルムドとチベット自治区を結ぶ、青蔵鉄道が開通した。
北京とゴルムドはすでに繋がっているので、北京から電車でチベットのラサに行けるようになった。
ゴルムド~ラサ間の85%は標高4000m以上なので、高山病になる可能性がある。
そのため、客席には酸素吸入装置が備え付けられている。
青蔵鉄道は、2001年6月に着工されて、総工費は4964億円がかかった。
工事は、作業員8000人が事故や高山病で死亡するほどの難工事だった。