アメリカはフセイン政権を倒すために、
イラクのクルド人勢力を支援した

(『世界の紛争がよくわかる本』から抜粋)

アメリカは、湾岸戦争の時に、イラク国内のクルド人の反政府蜂起を扇動しておきながら、戦後に十分な支援をしなかった。
そのため、クルド人はイラク軍の弾圧を受けることになった。

アメリカは、イラク北部の2大クルド人勢力である、クルド民主党(KDP)とクルド愛国同盟(PUK)を仲介し、1998年9月にクルド自治政府の樹立で合意させた。

アメリカはイラク戦争の際にも、イラクのクルド人勢力と協力しました。

アメリカは、イラクではクルド人勢力を支援しておきながら、トルコで活動するクルド人勢力は認めず、PKK(クルド労働者党)のオジャラン党首の逮捕に協力した。

この行動は、親米派であるトルコに恩を売る思惑があった。

同じクルド人に対して、「トルコの勢力は敵視するが、イラクの勢力は支援する」という、
矛盾するスタンスを取ったのです。


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