原水爆禁止2014年世界大会が、広島・長崎で行われる

(新婦人しんぶん2014年8月28日号から抜粋)

『原水爆禁止2014年世界大会』が、8月2〜9日に、広島・長崎で開かれました。

世界中から約1万人が参加し、広島・長崎の被爆から70年の来年に行われる
「NPT再検討会議」に向けて、決意あふれる大会になりました。

(NPTとは、核兵器の拡散防止条約のことです。

 以下のコメントは、大会に参加した方のものです。)

アンゲラ・ケイン(国連の軍縮問題担当の上級代表)

「 日本で始まった核兵器廃絶の署名が、数百万を集めている事は、大きな励ましです。

  核軍縮は、世界平和に特別の貢献をします。

  だから、核廃絶を遅らせる事があってはなりません。 」

核廃絶を求める署名は、410万4911人まで集まっています。

ロシアのミーリャ・カビロワさん

「 マヤーク核施設では、深刻な放射能事故が3回起きて、50万人が被曝しました。 」

アレクサンダー・クメント(オーストリア外務省の軍縮・軍備管理・不拡散局長)

「 核兵器の保有国とその同盟国は、相変わらず安全保障政策は核抑止力論を主軸にして
  います。

  しかし、脅しに基づいたやり方は、もはや時代錯誤です。

  一部の人だけの安全保障のために、他の人の安全保障を犠牲にしてはいけません。

  核兵器の抑止力は、近視眼的なアプローチであり、危険なギャンブルです。

  オーストリア政府は、核兵器の廃絶を強く決意しています。

  国際社会が核兵器の危険さを理解すればするほど、核兵器廃絶の正当性は明白になり、
  緊急性もより強くなります。 」

安倍政権が、7月1日に集団的自衛権の行使容認を閣議決定したため、被爆地からは怒りの声が上がっています。

8月9日に長崎の平和式典で『平和の誓い』を読んだ、被爆者代表の城だい美弥子さんは、
「日本国憲法を踏みにじる行為」と厳しく批判しました。

田上富久・長崎市長も、「戦争をしないという誓いは、被爆国・日本の原点で、被爆地・長崎の原点」と政府に迫りました。

さらに、広島・長崎の平和式典での安倍首相のスピーチが、昨年のものをコピー&ペーストしたものと判明し、批判にさらされました。


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