太陽光パネルの年間生産量は、
2016年には世界全体で75GWにまで拡大する

(『図解入門 太陽光発電の基本と仕組み』から抜粋)

太陽光パネルの生産量は、世界全体では2011年には年間30GW(3000万kW)に達しました。

2016年度には、年間75GWの生産量になると見込まれています。

生産量は2006年の時点では、シェアトップはシャープの17%で、京セラも7%を占めていました。

ところが2011年には、サンテックが7%、JAソーラーが5%と、中国のメーカーが上位になりました。
中国は、世界シェアの50%以上を占めています。

2011年度の国別の導入量は、1位はイタリアの9.5GW、2位はドイツの7.5GWで、この2国が傑出しています。

この2国だけで、世界全体の55%を占めました。

EU諸国は、太陽光発電に注力しているので、導入量は他の地域を圧倒しています。

ドイツでは、政府の後押しもあり、太陽光発電に関係するメーカーは200社近くあり、13万人の雇用が生まれています。

フランスは原発大国ですが、2007年に「再生可能エネルギーの導入を推進する」と決めました。
現在のオランド政権は、「原発比率を2025年までに、75%から50%に下げる」との方針を打ち出しています。

欧州委員会は2011年に、「2050年を目標に、EUは低炭素社会に移行する」との『低炭素ロードマップ』を発表しました。

このロードマップでは、「温室効果ガスを、2050年には、1990年よりも80%削減する」と宣言しています。

EUは、省エネと再生可能エネルギーの拡大で、達成しようとしています。

中国でも、2006年1月に『再生可能エネルギー法』が施行されています。

09年3月には、補助金制度も発表しました。

09年に中国政府は、『金太陽モデル・プロジェクト』をスタートさせました。
これは、太陽光発電の発展を加速させるプロジェクトです。

これにより、低価格の生産モデルが出来上がりましたが、多くの企業が赤字経営で、国の補助金と従業員の低賃金に支えられています。

中国については、これからしばらくは調整期に入ると予想されます。


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