食事で行える省エネ

(地球環境にやさしくなれる本 から抜粋)

食材は、産地から消費地までの距離があるほど、輸送や保存にエネルギーを使います。

外国産よりも国内産を、それも出来るだけ産地の近いものを、選びましょう。

季節に関係のない食材は、ビニールハウス栽培や魚の養殖など、たくさんのエネルギーが使われています。

旬の食材を選べば、省エネになるし、健康にも良いです。

トレーなどのプラスチックを節約するために、包装材の少ないお店を利用しましょう。

包装パックは、洗ってお店に持っていきましょう。

衝動買いやまとめ買いは、食べずに捨てる事になりがちです。

食べる量を考えて、買い物をしましょう。

冷蔵庫は、物を詰め込みすぎると、冷気が行き渡らないし、ドアを長く開ける事につながって消費電力も増えます。

必要のない物は入れないようにしましょう。

冷蔵庫に入れた物は、早めに食べるようにしましょう。

長く置くと、衛生面の問題だけでなく、詰め込みすぎや食べずに捨てる事につながります。

調理の際は、ガスコンロの火力を適切なものにしましょう。

少量の水を沸騰させる場合は、強火でなく中火のほうが省エネになります。

食事は、家族で一緒にしましょう。

料理を1人ずつ別々に作ったり温め直すと、エネルギーを余分に使います。

皿に付いた汚れは、洗う前にふき取っておけば、洗剤と水の量を減らせます。

米のとぎ汁や野菜のゆで汁には、油汚れを落とす効果があります。

捨ててしまわずに、食器洗いに使いましょう。

生ゴミは、水分を含んでいると焼却の際に多くのエネルギーを使います。

よく水を切ってから、ゴミ箱に入れましょう。

自宅に畑のある人は、生ゴミを土に戻すリサイクルを行いましょう。

食用油は、そのまま台所の排水溝に流すと、水をひどく汚します。

古新聞などに吸わせるか、油処理剤を使って、燃えるゴミにしましょう。

(2014.7.20.)


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