動画「大いなる陰謀」から④
ブッシュ大統領たちは、事件をあらかじめ知っていた

(『大いなる陰謀』ユーチューブ動画から抜粋)

息子ブッシュ大統領は、9.11事件について何を知っていたのか。

彼は、最初の飛行機が世界貿易センターに突っ込む前に、それを知っていた。

ニュースでも流れたが、大統領のスタッフが小学校でブッシュ大統領に、2機目の飛行機がビルに突っ込んだ事を耳うちして知らせたのは、AM9:05である。

これは、初めのハイジャックから1時間5分が経ち、連邦航空局が航路から外れた飛行機に気付いてから45分が経っており、1機目が貿易センターに突っ込んでから20分経っていた。

CNNが緊急速報を流してからも、18分経っていた。

つまり大統領は、大事件が起きているのに、平然と小学校の生徒たちと一緒に居た。

大統領のシークレット・サービスは、世界一の通信機器を所持している。

それなのに、「1機目がビルに突っ込んでからも、大統領には知らされなかった」というのだ。

連邦航空局のローラ・ブラウンは、こう証言している。

「最初の飛行機が世界貿易センターにぶつかって数分以内に、連邦航空局は各政府機関に対して連絡をしました。

アメリカ空軍は、連邦航空局の司令本部と電話連絡を直ちに行い、NORADとも交信しました。

連邦航空局は、電話接続により進行中の出来事を即刻に伝えます。

77便を含む航空機の行動を、全て伝えました。」

こうした事実を考えると、ブッシュ大統領およびスタッフはすぐに状況を知ったはずである。

しかし彼らは、小学校の視察を中止・延期しなかった。

大統領は「演技」をして、まるで知らないかの様に、連絡が取れないかの様に、ふるまったのだ。

ブッシュ大統領は、2001年12月4日のフロリダ州での集会にて、9.11事件の時に何をしていたかを、こう語った。

「テロリストの攻撃を聞いた時に私がどこでどんな状態だったかを話しても、君は信じないでしょうよ。

私はフロリダに居ました。

アンディ・カード主席補佐官が…。えっと、私は(小学校の)教室に居て、授業を視察していました。

そして…、私は教室の外で控えていて、飛行機が高層ビルにぶつかるのを、もちろんテレビが点いていたので見ました。」

大統領は、教室の外のテレビで、最初の飛行機がビルにぶつかるのを見ていた事を、証言した。

彼の語りは、さらに続いた。

「(1機目のビル突っ込みを見て)私は以前は飛行機の操縦をしていたので、『酷いパイロットだ、凄い事件だ』と感想を言いました。

でも、そこから他に導かれて考える時間がありませんでした。」

(ブッシュは、「1機目の突入は航空事故だと思った」と、ずっと主張している)

彼の主張は、「大統領、子供たちと会う時間です」と言われると、空前の状況について忘れてしまったかの様である。

さて。

初めの飛行機がビルに突っ込む様子を、ブッシュ大統領はテレビで見る事が出来たのだろうか。

いいえ、出来ない。

最初の(1機目の)突入の映像は、翌日の9月12日になってからでないと出てこなかった。

フランスのドキュメンタリー番組の制作者が、そこにたまたま居合わせて撮ったものが、9月12日に公開されたのである。

ブッシュ大統領は、「1機目の突入をテレビで見た」と何度も言い、それを引っ込めていない。

ホワイトハウスのウェブサイトにも記載されている。

1機目の突入は、普通のテレビでは翌日にならないと放送されていないので、『彼は専用テレビで見た』と結論付けてもおかしくはない。

1機目の突入を撮影するために誰かがカメラを設置していたと、考えられる。

そのためには、飛行機がどこに衝突するかを正確に知っていなければならない。

ブッシュ大統領のシークレット・サービスは、「(2機目の突入があって)複数のハイジャック事件が起きている」と告げられてからも、30分以上も大統領をブッカー小学校に留め置き、避難させなかった。

マイケル・ムーアの映画『華氏911』にも出てくるが、大統領は2機目の突入を耳うちされてからも、小学生と7分間も本を読み続けた。

あるコラムニストは「大統領は子供たちを驚かせたくなかったのだ」と愚かな解説をしている。
だが大統領は、「悪いけど重要な用事ができた、君達はこの話を読み続けて下さい」と言って退席すればいいだけだった。

論理的に考えれば、大統領とその側近たちは、事前にハイジャック・テロの情報を得ていたと分かる。

そして、『それぞれが演技の分担をしたのだ』と察しがつく。

(2014年11月3日に作成)


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