(『早わかり世界近現代史』から抜粋)
第一次世界大戦は、三国同盟や三国協商といった仮想敵国を想定した軍事同盟では平和を維持できない事を、明らかにした。
そこで、世界的な安全保障体制の確立を目指して、『国際連盟』が創設される事になった。
1920年に、42カ国の加盟で、『国際連盟』はスタートした。
国際連盟は、加盟国に紛争の平和的な解決を義務づけて、侵略を行った国には協力して制裁を行うことにした。
しかし、アメリカは議会の反対で批准できず、内戦中のソ連と敗戦国となったドイツも加盟しなかった。
(2013.6.16.)