第二次のKKKの活動が最盛期をむかえる

(『世界歴史大系 アメリカ史2』から抜粋)

KKK(クー・クラックス・クラン)は、反黒人、反カトリック、反ユダヤを掲げて、人種差別の活動を行った団体である。

元々は、南北戦争後に生まれて、その頃に流行った団体だった。

1915年に再結成されて、20年頃から会員を増やした。

1923~24年に最盛期をむかえ、最大時の会員数は400万人になった。

指導者の不行跡が相次ぎ、25年末に強姦殺人事件を起こして、失速した。

この組織は、1920年代前半の不安定で反動的な社会心理を表現していた。

(2013.4.27.)


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