(『世界歴史大系 アメリカ史2』から抜粋)
1921年5月に、アメリカ史上で初めて、年間の移民数の上限を決めた『ジョンソン法』が成立した。
さらに24年に成立した恒久法は、『国別割当法』と呼ばれたもので、アジアからの移民を禁じ、年間の総数上限を15万人にした。
アメリカは、ついに開かれた移民国家ではなくなった。
AFLなどの労働組合は、雇用を守るために、移民を制限する法律の成立をうながしていた。
(2013.4.27.)
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