(『世界歴史大系 アメリカ史2』から抜粋)
民主党は、1932年の大統領選挙では、NY州の知事だったフランクリン・ローズヴェルトを大統領候補に指名した。
彼はこの時50歳で、『ニューディール(新規の巻き直し)』を選挙戦で語った。
彼は、「大恐慌のいま、政府は大胆な行動を取らなければならない」と強調した。
ローズヴェルトは、当選した。
1933年になると、景気が上向いてきて労働運動が一気に蘇生した。
そして、大規模なストが多発した。
ローズヴェルトは、一連のニューディール政策で、これに応えていく。
(2013.6.18.)