財閥による支配

(『世界歴史大系 アメリカ史2』から抜粋)

1900年代に入ると、アメリカでは財閥の力が増し、財閥による支配が強まった。


1901年に、JPモルガンの支配の下で、USスティールが誕生した。
同社は従業員16.8万人を擁して、鉄鋼生産の60%を占めた。


1897~1903年の6年間に、会社の合併が嵐のように進行して、「トラスト」と呼ばれる巨大会社は317となった。

トラストによる工業資産の比率は、40%に達した。


投資銀行が台頭して、広範囲に支配力をおよぼした。

こうした中で、「大企業を解体するか、規制するかをした方がいい」という議論が生まれ、政府に介入させようとする動きが出てきた。

一方、全国的な市場が生まれたので、地方のコミュニティは自立性を失った。
人々は、不安と危機感を持った。

(2013.3.22.)


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