福島原発事故の汚染土

(『東京新聞2023年3月27日』から抜粋)

福島原発事故の後処理で出た汚染土のうち、放射性物質の濃度が比較的低い土の再利用の話が、日本政府から出ている。

この件について、環境省が行ったインターネット調査では、「聞いたことがない」「全く知らなかった」との回答が、福島県以外では88%に上った。

環境省は、県外での再利用の試験を計画しているが、ほとんど知られていない状況だ。

福島県の汚染土は、2045年3月までに県外で最終処分すると、法律で定めている。

しかし認知度は低い。

環境省は、汚染土を県内外の公共工事で使う方針だが、担当者は「認知度は上がっていない」と話す。


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