浜岡原発
予想される東海大地震の震源地域にあり、とても危険

(以下は『原発のウソ』小出裕章著から抜粋)

日本の原発でひときわ危険なのは、「浜岡原発」です。

今、いちばん警戒しなければいけないのは「東海大地震」ですが、静岡県の浜岡原発はその想定震源域のど真ん中に建っているのです。

歴史的に見て、東海地方には100~150年周期で巨大地震が起きています。

ところが安政の大地震から、150年以上も巨大地震が起きていません。

世界中の地震学者が、「いつ起きても不思議ではない」と見ています。

東海大地震の予想されるマグニチュードは、8~9です。

2011年5月6日に、菅直人・首相は、浜岡原発の全停止を要請しました。
東海地震を恐れての措置でした。

浜岡原発には、福島原発と同じように、大量の使用済み核燃料が保管されています。
大地震が起きたら、燃料プールが崩落する危険があります。

(以下は『毎日新聞 2012年4月17日』から抜粋)

中部電力は現在、1400億円をかけて浜岡原発の防波壁の建設などを進めている。

浜岡原発は、誰にでも分かる2つのリスクがある。

①想定される巨大地震の震源域の真上に建っている。

②近くには東海道新幹線や東名高速道路が通っており、事故が起きれば日本が東西で分断される。

中電は元々、原発依存度が他の電力会社よりも低い。脱原発に有利な立場にいる。


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