(『原発のウソ』小出裕章著から抜粋)
私たち日本人は、『使用している電気が本当に必要か』を、真剣に考えなければなりません。
人工衛星から夜の日本を見ると、不夜城のごとく煌々と光を放っています。
建物には、自動ドアがあり、エスカレーターやエレベーターがあります。
冷房をきかせて、夏だというのに長袖のスーツで働きます。
そして、電気を大量に使って野菜や果物を作り、季節感のなくなった食卓を彩ります。
もし安全な地球環境を子孫に引き渡したいならば、まずはエネルギー消費を抑えなければなりません。
今までの「浪費社会」を変えなければ、持続的な社会は築けないのです。