読書感想
(個人的メモ)

2024年3月

〇日本現代文学全集34 伊藤整、高見順

伊藤整は、「馬喰の果て」と「火の鳥」を読んでみた。

感じるところは無かった。

文調は暗い。

高見順も少し読んだが、同じく文調は暗い。

やはり純文学はあまり楽しめない。ごく一部の作家以外は面白いと思わない。

〇中川一政 腹の虫

この人は画家で、真鶴にあるこの人の美術館に行ったことがある。

その時に、絵はそれなりに良いと思った。

「腹の虫」は、面白くなかった。

画家の文章は、興味深く読めるものもあるが、これは違った。

〇世界の名著45 ブルクハルト イタリア・ルネサンスの文化

私の関心のある時代、テーマなのだが、読みづらくすぐに読むのをやめた。

私から見ると、細かい重要でない点に寄り道して記述しすぎている。
イタリアの人だと興味深く読めるのだろうか。

あとは文章が回りくどいと感じる。

この時代については沢山の本があり、分かりやすく内容がしっかりしたものもあるので、そちらを読めばいい。

〇雲夢沢の思い出 文革下の中国知識人 陳白塵

文化大革命で迫害された作家の1人が、その時の体験を書いたものである。

当時の世情や洗脳教育が分かる所は勉強になる。

(随時作成中)


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