キウイ、パッションフルーツ

(以下はネットで2020年5月に勉強したものと、自分のメモ書き)

🔵キウイ

薬剤散布しなくてよく、家庭で育てるのに向く。

つる性でマタタビ科。
オスとメスが異株で、2本植えないと実ができない。10mくらい離れていても受粉する。メスに実がなる。

実の収穫は10~11月。寒くなるまで落葉しない。

オスとメスの開花期時期が合わないと実がならない。

果実は追熟が必要で、収穫してもすぐには食べられない。

暑さに強く、寒さには普通。原産地は中国。

メスの種類は、ヘイワードが多い。オスはトムリを合わせる。

センセーション・アップルは家庭向き。オスは孫悟空を合わせる。

紅妃は小さいが味は良い。早なり。オスは早雄を合わせる。

育て方は、日光を好むので日当たりの良い所に植えるか置く。

水やりはたっぷりだが、地植えならば日照が続いた時くらいでよい。

肥料は、推肥などの有機物が良い。

植える時期は11~3月。鉢替えも同じ。
私の住む小田原ならば10~12月が良いだろう。

摘果は、葉4~5枚に1果になるくらいに行う。

オス花を直接メス花に付ける人工受粉すると、実がなりやすい。

受精後の生理落果が少ないので、そのままだと小さな実ばかりになる。

以下は私の感想。

神奈川県小田原市で育てているが、2025年6月現在、冬でも枯れずに数年経ち実も少数ながら収穫できている。

つる性なので、どうやって伸ばしていくかを計画的に考えないと、ごちゃごちゃしてくる。

冬に葉がほとんど枯れてしまい、春に葉が出てくる。
葉が出てしばらくすると、5月に花が咲く。

放置していても育つくらいに強いが、収穫量を安定させようとするなら棚をつくって這わせるなど、努力が必要。
そして庭にかなりのスペースがないと厳しい。

🔵パッションフルーツ

2020年の初夏に苗を購入して地面に植えて育て始めた。
だが冬になり12月に枯れてきた。

それで鉢に植えかえて室内に入れたのだが、2021年3月に完全に枯れてしまった。

冬の間、細々と生きている感じで、暖かくなってきたので3月26日に外に出したが、反応がなくすでに枯れていた。

暑い地域で育つ果物と知ってはいたが、ショックだった。

小田原ならば冬でも温暖なので育つかと思ったが、冬に小田原も0℃まで下がることがあるし、ダメだった。

以下に調べたことを書くが、その内容や、自分の実感として、日本で育てるのは大変である。
かなり手をかけないと収穫できないだろう。

以下は枯れてきてから2021年3月15日、29日にネットで調べた情報。

実の収穫は夏。
日本では鹿児島県が一番育てている。耐寒温度は10~5℃という。

寒さに強いのは果実の色が紫色の種類。他には黄色がある。
日本では紫色のものが多く育てられている。

霜に当たると枯れてしまう。屋外の冬越しは難しい。
地植えの場合、10月前には鉢に替えておく。

冬越しは室内の日当たりの良い場所に鉢を置く。
1.5mほどつるを残し、乾燥させすぎない。

苗の植え付けは4月に行う。

水はけの良い土を好む。よく根を張る。

種からも育てられる。
種まきは4~5月。種は黒っぼく大きめで、ゼリー状のものに包まれている。
それを水洗いしておく。

発芽までにやや時間がかかる。軽く土をかぶせて、水を切らさないようにする。

気温が20℃を超すと生育が良くなるので、水やりを多くする。
1日2回でもよく、たっぷり与える。

冬の水やりは、数週間に1度でよい。

挿し木で増やせる。暖かい時期に行う。
コップに数時間浸けてから土に挿す。水をひんぱんに与える。半日陰の方が良い。

パッションフルーツは虫が付きにくい。
風通しの良い状態にしておくこと。人工受粉をやってもよい。

1年に5m以上も成長するので、冬越しは挿し木でやるらしい。

株の寿命は4~5年。生産農家はほぼ毎年挿し木で更新するという。

中南米の原産で多年性。害虫が嫌う成分があり無農薬でいける。

水分を多く含む茎や葉は、日に照らされても熱源にならない。

春から11月末まで元気に育つ。(※これは実感した。12月末に一気に枯れた。)
1年に2回、実が成る。

植えてから大きく育つまでは、芝用の液肥(チッソが多い)がよい。
花を付けたらバラ用の液肥 (リン酸、カリが多い)がおすすめ。

根を張ることで上部が成長する。
地温が上がると根の成長が早まり、上部も早く育つ。

冬は日が当たる室内で育て、4月下旬に屋外に出す。
新芽が霜で枯れると成長が大きく遅れる。

葉が霜に当たると、葉焼けして落ちる。(※ウチは12月末に葉焼けして葉が落ちた)

受粉は人工がよく、黄色い粉の出る雄しべを手で取り、先端から出ている3個の雌しべにすり付ける。

花期は6月~7月下旬と、9月中旬~11月。
4月に花を咲かせることもあるが、ストレスで咲かしているので切り取った方が良い。切り取らないと、育たずに終わる。

(2025年6月12日に作成)


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