(以下はネットで2021年3月に勉強したものと、自分のメモ書き)
🔵ミニトマト
鉢植えの場合、鉢は大きめにし、直径と深さが30cm以上にする。
支柱は150~180cmの高さものに。
苗は3月から出回るが、5月のゴールデンウィーク後に植える。
土が乾いたらたっぷり水をあげる。
原産地は中南米で、わりと寒冷で昼夜の温度差が大きい乾燥地が向く。
雨に弱い。
日本では秋に定植し冬春に収穫する温室栽培が盛んである。
家庭菜園だと4~5月に定植し、6~8月に収穫する。
細菌病があるので、ナス科を植えた畑には3年間はミニトマトを植えないこと。
水やりは葉や茎にかけないこと。
かけると蒸れて病気になりやすくなる。
以下は自分で育ててみた感想。
2020年の5月くらいに苗を買ってきて、地植えで育てた。
春の間はほとんど成長しないが、暑い時期になるとガンガン伸びて茎が長くなる。
支柱に上手く這わせないと、途中で茎が折れてしまう。
長く伸びるので支柱は必須。
上手く育てると、収穫量はかなりのものになる。
味は市販のものと変わらない。
ただし育てて分かったが、葉の病気(うどんこ病)になりやすい。アブラムシもとても付きやすい。
収穫してそのままにしておいたら、秋の間は生きていたが、冬に弱って枯れてきた。
冬に枯れるものと知っていたが、ネットで見たら冬越しさせる事もできるそうなので、試しに鉢に移して室内に置いてみた。
弱りつつも、冬の間生きていた。
21年3月26日に、桜も咲いてきたし、室内から出して外に置くことにした。
だがその後に元気が良くなることはなく、実の収穫に至らなかった。
21年の初夏に、気付いたら地面からミニトマトの茎が出ていた。
前年に落ちた種から出てきたらしい。
それで育てることにした。
期待したのだが、あまり育たず、実を収穫できなかった。
売っている苗だと、種取りしてもなかなか育たないと聞いていたが、本当にそうだった。
トマトは1から育てるのが難しい。苗を買ってくるのが確実と気付いた。
なおトマトは、葉にも茎にもわりと特徴があり、生えてくると見分けやすい。
ただし雑草の中に似ているものがある。
ある程度大きくなると、茎がゴツゴツして固くなり昆虫の足みたいな外見になって、とがったコブが出来る。
これは他の草に見られず、こうなれば確実に見分けられる。
2022年には6月に、かなり大きく育って実が沢山付いている鉢植えミニトマトが安売りしていたので、それを買ってきた。
地面に植え替えるか迷ったが、地面に植えると虫が付きやすいので、そのまま鉢で育てた。
これが正解だったようで、弱ることなく収穫を続けられた。
育てた印象として、トマトは元々が日本に合ってないのか、地面に植えると他の植物に負けたり、虫がたくさん来て弱ったりする。うどんこ病も出やすい。
鉢植えにしたり、地植えなら網を使うとか温室栽培するとか、保護してあげないと上手く育たないと思う。
アメリカ原産だし、本質的に日本の風土に合っていないのだと思う。
🔵うどんこ病
ミニトマトを育てていると、葉が白くなって弱ることが多かった。
ネットで調べたら、うどんこ病だと分かり、特徴をメモったのが以下である。
白くなる病気で、葉や花首に発生する。多くの植物に発生する。
涼しく湿度が低いと増えやすい。
風通しの悪い所で多発する。逆に雨が続くと発生しにくい。
カビが原因。栄養分を吸収する。
窒素が多すぎたり、カリウムが少ないと発生しやすい。
葉の乾燥も良くない。
太陽光に当てると良い。
重曹スプレーも効果があり、重曹1gに対し水500ml。お酢スプレーも効果があり、1mlに対し水350ml。
アルカリ性(もしくは酸性)の成分がカビに効き、病気の進行を止められる。
(※お酢スプレーをやってみたが、あまり効き目を感じなかった)
(2025年6月12日に作成)