クルミ、じゃがいも

(以下はネットで2020年6月6、8日に勉強したもの)

🔵クルミ

散歩中、海岸にてクルミらしき実から出ている苗を発見した。

気になったので帰宅後にネットで調べると、川で運ばれたクルミの実は海の浜に打ち上げられるので、海岸で実が大量に収穫できるという。
確かに、近くに同じ苗がいくつもあった。

興味を持ちクルミについてさらに調べて知ったのが、以下に書くことである。

後述するが、その苗を取ってきて鉢植えで育ててみた。

オニグルミは実が大きい。

花は葉と同じ緑。
風に花粉を運んでもらうので、目立つ花びらがいらない。

同じ枝にオスの花とメスの花を付ける。(雌雄異花) キュウリもそう。

落葉高木。7~10mの高さになる。川辺に自生している。ヒメグルミも自生する。

花は下に垂れるタイプで、緑色で下に垂れている。赤い花柱が出来る

秋にクルミ(実)ができる。苗から5~6年で実ができる。

茎には毛がある。

クルミの適地は冷涼地。大木になるので一般家庭に向かない。

営利栽培は、ペルシャ・グルミを基本とする中国からきたテウチグルミ(カシクルミ)と、それを改良した信濃グルミが中心。

実の先が尖っているのがヤマグルミ。全体が丸いのがカシクルミ。

オニクルミとヒメクルミは、ほとんど結実せず、栽培に向かない。

向くのはカシクルミと信濃クルミ。

カシクルミは手で割れるほどカラが薄い。

日当たりの良い所を好む。雨に当たらない所が良い。寒さには強い。

根張りが弱い。枝も弱く、台風などで折れる事がある。
害虫が付きやすい。

鉢植えだと実を付けるのが難しい。

育てる場合、日当たりの良い所に。だが暑さを嫌がる。

鉢植えならば雨の当たらない所に。

夏は風通しの良く、日陰の所に置く。

◎ここからは育てた感想

実ができたら食べられるので、試しに育ててみようと思った。
「カシクルミが美味しいしカラも割りやすい」とのことで、海岸を散歩して全体が丸いクルミから生える苗を探したが、無かった。

苗はどれも先の尖った実から発芽していた。そのオニクルミと思われるものの苗を持ち帰り、鉢植えしてみた。

育て始めたのは2020年6月。そこから1年以上、鉢で育てたのだが、あまり生長は良くなかった。元気がなかった。

上記したように、特殊な環境を好む木なので、普通に鉢植えすると勢いが出ないようだ。細々と生きている感じ。

枝と葉が横に広がるタイプで、小さい木なのに場所をとるし、ずっと活気が出ないので、1年半経った頃に土に戻した。
最後の頃は枯れかかっていた。

🔵じゃがいも

春と秋の年2回、栽培できる。

実は、茎が肥大化したもので、そのためイモが地表に出やすい。

イモが日光に当たると、緑化してソラニンという毒素を出す。だから土寄せしてイモを隠すこと。

(ちなみにサツマイモは根が肥大化したものなので地表に出てよい)

土の深さは25~30cmは必要。

種芋は、専用のものだと無病らしい。

芋を放っておいて芽が出たら、半分に切り、2~3日置いて乾かす。乾いてないと腐る。

切り口を上に向ける逆さ植えだと、強い苗が出るという。

寒くなると葉が黒くなり枯れる。冬越しは室内でないと無理。

地上にある茎が枯れ始めて黄色くなってきたら、収穫の適期。

◎育ててみた感想

売っている種芋ではなく、普通の買ってきたじゃがいもの芽が出たやつを、1つ丸ごと庭に埋めてみた。

半年くらい放置して確認したら、消えていて、土に還ったようだった。

逆に、食べた残りかすを土に戻すので埋めたら、生きていたのがあったらしく、苗が出てきたことがあった。

じゃがいもの苗は分かりやすいのでそいつを放置し、半年以上してからほじくり返したら、とても小さいじゃがいもが2個収穫できた。

育てた印象として、言われているよりも難しいと感じた。土を選ぶと思う。

さつま芋のほうがはるかに育てやすい。

🔵きゅうり

育てようと思い、2021年4月21日にビーバートザンで苗を買った。

7種くらいの苗があり、「万能きゅうり、うどんこ病に強い」(3678)を200円で買う。

育てるに際しネットで情報を入手したのが以下のもの。

きゅうりは、ウリ科の一年草。

日当たりと水はけの良い場所を好む。

ツルを伸ばすので、ネットを用意するとよい。

水やりは、土が乾き始めたらたっぷり与える。

わき芽は、株元から5節目までは取り除く。

収穫が始まったら、2~3週間ごとに追肥。
実は15~20cmになったら収穫する。開花から7日で収穫できる。

以下は育てた感想だが、何となく育ててもきちんと実が収穫できた。

伸びて広がるのでスペースが必要だし、支柱を立てて支えるのも必要。

地面近くに実が出来るので、収穫はたやすい。だが込み合ってくると実を見つけづらくなる。

育てやすいが、美味しいものにするのは大変なのではと思う。

食べられればいいというレベルなら、誰でも収穫まで行けると思う。

子供の頃、夏休みに田舎の小樽できゅうりを収穫したことがあるが、その時の印象と変わらない。

毎日水をあげるだけで収穫でき、北海道でも育つなど場所も選ばないようだ。

(2025年6月22日に作成)


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