引き寄せの法則⑦
望むものに長い間焦点を定めていれば、やがて現実になる

ジェリー

多くの人の悩みを聞くと、一番多いのは「自分が本当に欲しいものが何なのか分からない」でした。

どうすれば自分が本当に欲しいものが分かりますか?

エイブラハム

実は、難しいのは何が欲しいかを知る事ではなくて、「欲しいものが手に入る」と信じる事だ。

信じられない理由は、引き寄せの法則の力強さを理解せず、自分の経験を意識的にコントロールした事がないせいだ。

多くの人は、必死に努力したのに欲しいものに手が届かないという、楽しくない経験をしている。

なぜそうなるかというと、「欲しいものが手に入る」という思考よりも、「自分には欠如している」という思考が強く、そちらの思考を発信しているからだ。

だから、「自分は何が欲しいが分からない」という言葉の真意は、「どうすれば欲しいものが手に入るか分からない」あるいは「努力してもどうせ手に入らないから努力したくない」なのだ。

ほとんどの人は、本当に欲しいものに意識して思考を向けていない。
ただ周囲の出来事を見ているだけだ。

だから「いいな」と思うものを見れば明るく前向きな感情を抱くが、嫌なものを見れば暗い後ろ向きな感情を抱く。

意識して思考を前向きな方向に持っていけば、引き寄せの作用点が変化し始めるだろう。

この宇宙では、実際の現実を見て呼び起こされた思考と、自分の想像によって呼び起された思考は区別されない。

どちらも引き寄せの作用点となる。

望むものに長い間焦点を定めていれば、やがて現実になる。

あなた方の多くは、自分の望みをはっきり分かっていない。

そして「自分は黄色が欲しいし、青も欲しい」と言い出す。

そうすると結果は黄と青が混ざって緑になるが、「どうして緑になったんだ?こんな事は意図していなかった」と言う。

あなたの意図はとても複雑に入り交じっているのだが、内なる存在はきちんと区分けして、指針となる感情を送ってきてくれる。

だからあなたは感情に気をつけて、「これが良い」「これが楽しい」と感じるほうへ近づき、そうでない事からは遠ざかることだ。

自分の意図がはっきりしてくると、誰かと出会ってすぐの段階で、その人との付き合いが自分にとって価値があるかないかが分かるようになる。

即座にその人を自分の経験に招き入れたいか知ることができる。

(『引き寄せの法則 エイブラハムとの対話』から抜粋)


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