意図的な創造の方法論③
欲求は期待し信じれば実現する①

エイブラハム

『意図的な創造の方法論』には、欲求と期待の2要素がある。

例えば「赤い新車が欲しい」と言えば、その思考(欲求)を通じて赤い新車の創造が始まる。

その思考に集中すればするほど、また赤い新車をイメージできればできるほど、あなたはワクワクするだろう。

ワクワクし明るい前向きな気持ちになればなるほど、赤い新車は経験の中でスピーディに実現する。

赤い新車は創造されて、いま実在する。

あなたは期待し信じることで、その入手を「許容し可能にする」だけでいい。

「赤い新車なんか持てるはずがない」と疑えば、あなたは創造を押しつぶす。

「赤い新車が欲しい」と言えば創造が始まるが、その後に「でも高すぎる」と言うと創造を遠ざける。

欲求を持っても、期待して信じなければ「許容し可能に」しないため実現しない。

新車が欲しいと思っても、手に入らないだろうと心配したりイライラすると、あなたは「欠落」に焦点を定めているから、実現を遠ざけることになる。

ワクワクしていたのに、その話を誰かにしたところ「実現するはずがない」とか「期待してはいけない」と言われてしまう事がある。

そのようなネガティブな意見は、あなたの為にならない。

欲しいものに焦点を定めていれば、それが引き寄せられる。

欲しいものが欠落している事に焦点を定めれば、欠落が引き寄せられる。

自分の感情に注意を払っていれば、どっちに焦点が定まっているか分かる。

欲しいものを考えていれば心地良く、欠落を考えていれば心地良くないのだから。

すべての思考には創造力があるが、強い感情を伴わないとスピーディに実現しない。

強い感情が湧き起こる思考は、その感情がポジティブなものかネガティブなものかに関係なく、速やかに経験として実現する。

ネガティブな感情になった時は、ネガティブな間違った方向の創造をしている。

だからネガティブな感情になったと気付いたら、今している事をただちに中止し、別のもっと心地よい事に思考を向けなさい。

あなたの周囲の人々は「事実を見つめなさい、現状を見なさい」と言うかもしれないが、現状を見ていれば引き寄せの法則により現状と同じことが創造される。

今の人生でそのまま続いてほしい部分は、関心を向けていれば継続する。

変えたい部分については、関心を別の所に向けなくてはいけない。

(『引き寄せの法則 エイブラハムとの対話』から抜粋)


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