節目ごとの意図確認①
宇宙の法則の実践

エイブラハム

人生には節目があり、それどころか1日のうちにも沢山の節目がある。

1日のうちに何度も立ち止まって、本当に欲するものを明確にすれば、意図的な創造が可能になる。

例えば、あなたが1人で自動車に乗る時だったら、この節目では「安全で快適なドライブをし、時間通りに目的地に着こう」というのが、ぴったりな意図だろう。

この意図確認をすれば道を敷くことになり、繰り返していれば自動車に乗る時に望む通りの状況を創造することになる。

こうやって節目ごとに自分の欲求を確認していけば、努力しなくても望む通りの事が起こるようになる。

あなた方の創造力は今この瞬間にあるが、創造力は未来に向かっても放出されている。

だから節目ごとに意図確認していくと、未来の道は明確になりどんどん向上する。

これは「宇宙の法則」を応用する実践的なプロセスだ。

思考は、狭い範囲に焦点を絞ると明確になり、多くの事に焦点を分散させると混乱する。

あなた方の思考は強力で、1つの事に絞ればやがて『引き寄せの法則』で望みが全て叶う。

だが、あなた方の社会は刺激に満ち満ちているので、1つの事に焦点を定め続けられる人は少ない。
気が散って思考が偉大なレベルまで発展しないのだ。

『節目ごとの意図確認』は、この瞬間に望む事を、意識して明らかにするプロセスである。

立ち止まって自分の意図をはっきりさせる事で、宇宙からの力が引き出される。

自分の思考を磁石だと考えなさい。

あなたの経験は、あなたが引き寄せ、招き寄せている。

『節目ごとの意図確認』のプロセスで大事なのは、経験したい事に意識的に思考を向けることだ。

これを行えば、混乱は消えて明晰さが現われる。
経験がコントロール不能だという気持ちが無くなり、コントロール可能だと思える。

そして輝かしく前進しているという感覚が生まれるだろう。

1日は多くの節目に分けられるし、節目はどれも違っている。

重要なのは、ある節目から別の節目に移る時に意識し、意図を確認することだ。

次の節目に移る際に、自分が望む事を確認すれば、それが引き寄せられてくる。

未来に望む事を考えている時、あなたはそのエッセンスを引き寄せ始めている。

これが「道を敷く」と私たちが言うプロセスだ。

あなたが未来に思考を向ければ、その未来に達した時には道が敷かれている。

だから、あなたが今日経験することの多くは、過去にあなたが考えたことの結果である。

例えば自動車に乗る時、「安全なドライブをしよう」と意図確認すれば、それを引き寄せる。

これまでドライブの度に安全運転の意図確認をしていれば、あなたは道を敷いているから意図は強化される(引き寄せる力が強くなっている)。

節目ごとの意図確認をしないと、惰性で生きることになる。

別の自動車に乗っている2人が、同じ時刻に同じ地点を通りかかり衝突事故をする。

その2人は安全運転の意図を持っておらず、惰性で生きており、混乱のままにお互いを引き寄せ合ったのだ。分かるかな。

惰性で引き寄せた事の中には好ましいものもあるだろうが、大した満足は感じないはずだ。

人生の真の喜びは「意図的な創造」にある。

例えば電話が鳴り、あなたは受話器を取り上げて応答する。

相手が誰なのか分かった所で、「ちょっと待っていただけますか」と断り、自分自身に尋ねる。

「この相手との会話で一番達成したい事は何だろうか?」と。

それを確認してから電話に戻れば、あなたは道を敷いたことになる。

電話をかけてきた相手は、自分が何を欲しているかを知っている。

だからあなたも時間をとって、自分の欲求を確認しないといけない。

新しい節目に入る時は立ち止まり、一番望むことを確認することだ。

例えば夜に寝るなら、「私は身体を完璧に休めたいと思う。十分に休養して新鮮な気持ちで目覚めよう」と意図を確認する。

翌朝に目覚めたら、「意気揚々と胸を弾ませて一日を始めよう」と意図確認する。

ベッドから出てシャワーを浴びる節目に入ったなら、「私は自分が素晴らしい身体を持っている事を認識し、身体の働きに感謝しよう。要領よく身だしなみを整えよう」と意図確認する。

朝食の節目に入ったら、「栄養豊かでおいしい食事を準備しよう。それから楽しく食事し、食べ物を完璧に消化吸収しよう。エネルギーを補充して元気になろう」と意図確認する。

こうやって『節目ごとの意図確認』をしていると、自分の意図が確立していく力強さを感じ、自分は輝かしい存在だと感じるだろう。

そして自分の人生を創造的にコントロールしていると思える。

人によってはメモ帳を持ち歩いて、節目ごとに立ち止まって記入し、リストを作るのが効果的だと思うかもしれない。

書き留めるのは焦点を定める良い方法だ。

(『引き寄せの法則 エイブラハムとの対話』から抜粋)


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