『内なる存在』と対話する方法

エイブラハム

『内なる存在』と対話するには、次の手順を踏まなければならない。

まず「内なる存在との通路を開きたい」という願望を抱くことが大切だ。
求めなければならない。

毎日、15~20分の時間をとって、心を鎮める意図を持って座ってもらいたい。

毎日同じ時間である必要はないが、1日たりとも逃さず、一貫してやる事が重要である。

心を鎮めるとは、何も思考せずに心が安らいでいる事を自分に許すことを意味する。

だが眠りに落ちると、心を鎮めるプロセスは停止してしまう。

あなたが目指すのは、眠りに落ちた状態に近いながらも、目覚めたままの状態だ。

滴り落ちる水滴の音や、ちらちらと燃えるロウソクの炎などが、集中する助けになる時もある。

自分の呼吸に注意を集中するのも有効だ。

重要なのは、物質領域から思考を離して、目に見えない世界を感じることだ。

けれども、すぐに見えない世界を感じるのは無理である。

だから最初は、「私は心を鎮める意図を持って座っている」というのを目標にしてほしい。

たとえ数秒でも思考を黙らせることに成功すれば、身体にしびれや重さを感じるだろう。

エスターの場合、身体のあらゆる部分が1つになった様に感じられた。

思考を黙らせると、あなたは『内なる存在』とエネルギーの同調が可能となる。

こうなると今度は『内なる存在』が仕事をする番で、より速い高周波エネルギーを物質世界の遅い低周波エネルギーと融合させ始める。

それが起こっている間、あなたのする事はなく、心を鎮めて座っていればいい。
融合のプロセスに積極的に関わろうとすると、かえって集中力が切れてしまう。

毎日エネルギーの同調をしていれば、エネルギーの混合が進み、やがて筋肉がひきつったり肌がむずむずしたりする。

この身体感覚に囚われると、集中が切れてしまうので、あなたは心を鎮めることに専念していればいい。

もしあなたが意図しないのに身体が動いたら、それは『内なる存在』から送られたものである。

この同調プロセスは、あなたが強く望むほどスムーズに行き、肯定的にとらえて楽しむほどスムーズに行く。

しかし、あなたが身体に留まっている限り、完全な同調に至ることはない。

あなたが今世を終えて物質領域から撤退した時に、あなたは見えない次元に再突入し、見えない世界のエネルギーと完全に混じり合う。

『内なる存在』との同調が進むと、対話できるようになる。

あなたが『内なる存在』と対話する時は、何について話すかを明確にしておくのが大切である。

私たちは、求められていない情報を提供しても、聞き入れられない事を学んだ。

だから、何を話すかの明確な意図を持ってもらいたい。

対話に備えて心を鎮める必要があるが、実際に対話を始める時は、全神経を研ぎ澄まさないといけない。

対話は言葉のやり取りになると多くの人は信じているが、実際には思考の伝達が圧倒的に多い。

『内なる存在』から情報を受け取るには、耳ではなく心で聞かなければならない。

私たちは、言葉は使わず、全存在が理解する純粋で普遍的な思考のかたまりを用いる。

私たちは思考のかたまりを渡し、あなたはそれを知識や言葉に翻訳する。

『内なる存在』と交流すると、自分の思考と内なる存在の思考を区別するのに困難を覚えるかもしれない。

しかし、やがて違いがはっきりするだろう。

『内なる存在』の思考は安定して律動的なのに対し、あなたの思考は散発的で途切れがちだからだ。

(『引き寄せの法則の本質』から抜粋)


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