どんな事でも自らの天秤にかけて、自分で判断し選択しなさい

質問者

4ヵ月前にあなたに目の病気を相談した時、目の状態よりも飲んでいる薬に集中するよう忠告してくれました。

その後、検査を受けて好結果を出しました。

ところが医師が拡大鏡で私の目を覗き込むと、血痕を発見したのです。

そして「網膜に血が現われたらレーザーを使って取り除くしかない」と言いました。

私は目の写真を撮られ、レーザーについて医師から説明を受けました。
その危険性についてもです。

私は単刀直入に医師に告げました。

「いいえ、レーザーは使いたくありません。
 肯定的なことに注意を向ける方法を使って、自分で治してみます。
 今のやり方をやり通してみたいんです。」

翌週に、医師は私の目を見て言いました。

「これは驚いた! 見たことがないぞ!」

エイブラハム

ノートにつけるように彼に言いなさい。
これからもっとそのケースを目撃する事になるだろう。

質問者

血痕は小さくなり、目はよく見えるようになっています。

このプロセスをもっと加速したいのです。

エイブラハム

あなたの思考はバランスが取れている。

だから「改善されるのは素晴らしいことだ。もっとそのスピードを速めてほしい」と言えば、プロセスは速まるだろう。

前向きな事に注意を向ければ向けるほど、そのプロセスは加速する。

医師の一言が大きな影響をもたらし得ることを、エスターで体験した事がある。

その一言で、エスターはあらゆる種類のネガティブな身体的兆候を2ヵ月も味わった。

その間、私たちはずっと彼女に言い続けた。

「すべては上手く行っている。リラックスしなさい。
 そのうち通り過ぎる。

 相手は今の仕事に留まりたくて言っているだけなのだから、
 そんな人の言葉に惑わされる必要はないんだよ。」

あなたの悪い所を探すよう訓練された人は、当然ながら悪い所を見つけようとする。

それに対して、次のように言うのは賢明なことだ。

「いいえ、私は手術を望んでいません。

 本当の事を言えば、あなたにいじられ検査されるのも
 望んでいません。
 あなたの意見さえ求めていないんです。

 私が持ちたいのは、あらゆる点で気持ちが良い、元気溌剌とした
 健康な身体です。」

もしレーザー手術が、あなたの抱く信念や意図から見て妥当なら、あなたは「イエス」と言いホッとしただろう。
「それが採るべき適切な行動だ」と感じただろう。

だが、大きな抵抗を覚えるなら、あなたの望みと調和していない。

あなた方は、他人によって吹き込まれた考えに左右されやすい。

例えば、「年をとると身体が衰える」という考えだ。

多くの人が信じているため、あなたもその考えを受け入れる。
すると、それは経験の中に組み込まれ、大きな影響力を発揮する。

本来なら、たとえ私たちからその様な考えを聞いたとしても、抵抗を感じるべきなのだ。

なぜなら心の奥底で、衰える理由など無いことを知っているのだから。

あなた方は、喜びの体験以外の体験をする必要は全くない。

エスターの郵便箱に入っている手紙を見て、私たちは愕然とした事がある。

あまりにネガティブな事が書かれていたからだ。

その手紙は、「あなたは今、これこれの年齢に近づいているから、これこれの事を予期しなければなりません」と告げる内容だった。

そういった連中の調査の対象にされ、「意味のない統計の一部に加えられたくない」と思うのは当然だ。

質問者  すると人生の後半の50年も身体は成長するのですか?

エイブラハム

前半の50年とまったく同じだ。

あなた方はある年齢に達するまで、大きく強くなることを期待する。
その年齢をピークと皆は呼ぶ。

だが、それを受け入れる必要はない。

あなたの属する社会の思考のバランスはそこにあるが、あなたが従う必要はない。

最終的にあなたが、「あなた方はそう考えるかもしれませんが、私はそう考えません。私が選ぶのはこういう事です。」と言えば、彼らは姿を消すだろう。

「私の経験は思考の産物であり、私の思考は決断の産物です。
 私の決断は願望の産物であり、私の願望は知識の産物です。」と
 確信を持って言ってほしい。

あなたが話し終える前に、彼らは姿を消すはずだ。

あなたは次のように言うために、ここに居るのだ。

「社会の信念や期待に、私は影響される必要はない。

 それらは私が受け入れたい時だけ、私に影響を及ぼす。

 ここにある信念や期待には、私が受け入れるものと、
 受け入れないものがある。

 全ては私が選択する。」

あなたが何をする時でも、選ぶ作業や確かめる作業をやってもらいたい。

どんな思考や信念であれ、それをあなたが抱く意図と天秤にかけるまで、受け入れる必要はない。

天秤にかければ、どう感じるかで、求めているものか手放したいものかが分かる。

そして手放したいものは、注意を向けるのを止めればいいのだ。

次のように言うと、手放せない。

「それは間違っている」「そうであるべきじゃない」「法律でそれを取り締まるべきだ」「誰かにそれをやめさせろ」。

このような思考をすると、「それ」があなたの人生経験に招き寄せられる。

人生に招き入れたかったら、その事に心から興奮するのが一番だ。

興奮すればするほど、それは素早くあなたの所にやってくる。

世間の人々は、自分の困難や知人の困難について語りたがる。

しかしそうやっていると、『引き寄せの法則』により困難が引き寄せられてくる。

だからそういった話に「扉を開けるな」(そういった話題に加わるな)と言いたい。

歩くことを覚えようとしている子供が転んで頭を床にぶつけた時、あなたは「間抜け野郎!」と言うだろうか、それとも「大丈夫だ、そうやって歩き方を学んでいくんだ」と言うだろうか。

どんな経験にも、肯定的な面と否定的な面がある。

すべてのものに、肯定的な面と否定的な面がある。

あなたが知っている人達も、みんな肯定的な面と否定的な面を持っている。

あなたは焦点の当て方によって、自分が選んだものを人生に招き寄せるのだ。

(『引き寄せの法則の本質』から抜粋)


引き寄せの法則 目次に戻る