ソニー・ロリンズ・プレイズ」おまけ①
「Sonnymoon For Two」
「Like Someone In Love」のコード進行

おまけとして、「Sonnymoon For Two」と「Like Someone In Love」のコード進行を
紹介いたします。

「Sonnymoon For Two」  キーはB 形式はメジャー・ブルース

|B7       |E7       |B7       |B7       |

|E7       |E7         |B7       |B7       |
                             (Dm7 Dm7  

|F7         |F7         |B7      |B7  F7   |
Cm7        F7       B   G7    Cm7  F7   )

○ コード進行の解説

テーマの時と、ロリンズの最初のアドリブの時は、B7、E7、F7の3つしか出ない、すごくシンプルなコード進行です。

その後、ジミー・クリーブランドのソロが始まると(リズム隊が参加し始めると)、( )内のコード進行を使い始めて、少し複雑な進行に変化します。

「Like Someone In Love」 キーはG  形式はAB

 A

|GM7        |GM7      |Dm7  Cm7  |Bm7  E7   |

|Am7        |Em7  A7  |GM7       |Dm7  G7   |
          (D7       )

|GM7       |Fm7  B7   |EM7      |EM7      |

|Em7        |A7         |Am7      |A7       |
                             (D7       )

 B

|GM7        |GM7       |Dm7  Cm7  |Bm7  E7   |

|Am7       |Em7  A7  |GM7        |Dm7  G7  |
         (D7       )

|GM7      |Fm7  B7   |EM7       |Bdim Ddim |

|Bm7   Bm7 Bm7|Am7 D7  |GM7      |Am7  D7  |
(Bm7   E7    )

 エンディング  (Bの13小節目から)

|Bm7  Bm7 Bm7|Am7 D7  |GM7      |Bm7  E7   |

|A7         |A7       |GM7        |

○ コード進行の解説

Aの部分では、まず3小節目が変わっています。

ここは、4小節目のBm7に向かって半音で下降していくアプローチ・コードです。

6小節目は、普通ならD7でいいのですが、テーマ・メロディと合うようにEm7ーA7にしています。

アドリブに入ると、普通のD7(Ⅴ7)になります。

10~12小節目では、Eキーに転調します。

13小節目で元のGキーに戻り、A7(Ⅱ7)になります。
Em7は、A7をⅡ-Ⅴに分けたものです。

16小節目も、テーマ・メロディの時はA7ですが、アドリブに入るとシンプルなD7になります。

Bは、13小節目が少し込み入ってますが、テーマ・メロディに合わせた進行にしたからです。

ここも、アドリブに入ったら、シンプルなBm7ーE7になります。

エンディングは、特に問題と思います。

最後に、さらなるおまけとして、ギル・コギンズがソロの時に使う、かっこいいアレンジ・コード進行を書きましょう。

これは、Bの12小節目からです。

                             |Dm7  Cm7 |

|Bm7 E7   |Am7  D7   |GM7  B(13)|EM7  D7   |

M7(ⅥM7)を使っている所が、とてもおしゃれです。

演奏を聴いてもらうと分かると思いますが、厚めのコードでこの進行を弾くのが、とても気持ちいいです。
良いセンスをしてますねー(^-^)

(2014年2月7日に作成)


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