(以下は2011年7月26、29日にWIKIを見てノートに抜粋したもの)
🔵小便
小便は、腎臓で血液からこし取られることで生産される。
生産量は1日に約1.5リットル。
その役目は、次の2つ。
①老廃物の排出。
特に窒素化合物の排出は重要で、アミノ酸などは分解されると有害なアンモニアができるのでこれを排出する。
②浸透圧の調節。
体内の水分量の調節を行う。
🔵小便の成分
人の場合、98%が水。尿素は2%。
その他に微量のナトリウム、カリウム、アンモニア、ホルモンなどを含む。
大量に水を摂った場合は、100%水になることもある。
色は黄色。水分が不足しているとオレンジ色(濃い色)になる。
小便は、血液をろ過したものなので、無菌である。
しかし排泄すると尿素が細菌によって分解されるので、アンモニアが発生して臭くなる。
健康状態の尿は弱酸性である。
(※今までアンモニアのメージがあり、アルカリ性だと思っていた)
小便のPHはある程度変動する。アルカリ性の食品を多く摂ると、アルカリ性になる。
なお小便にタンパク質が含まれている時は腎疾患、糖が含まれる時は糖尿病、血液の時は炎症や結石が疑われる。
余談だが、傷口を洗う場合、水がない状況では小便が無菌のため良い。
🔵小便の臭い
健康だと、排泄直後の臭いはほとんどない。
体内の水分量が少ないと、小便は濃くなって健康でも臭いが強くなる。
また、コーヒーやカレー、ニンニクやニラなどを食べると、その臭いが出る。
消化不良でも、食べたものの臭いが出る。
以上の臭いは、病気ではない。
糖尿病の人は、甘い臭いがする。
悪臭の時は、尿路に化膿や炎症の恐れがある。
この場合、尿が白く濁ることがある。
悪臭が続く時は泌尿科や内科に行こう。
ぼうこう炎の場合、細菌により排泄直後でもアンモニア臭がする。
🔵小便の飲尿療法
飲尿療法というものが存在する。
これは、排泄した直後にすぐ飲む。原則として自分のものを飲む。
朝一番のものをコップ一杯飲むのが標準的で、水やお茶で薄めると飲みやすい。
効能については尿素説、抗体説、ホルモン説などがある。
始めると一時的な下痢になることがあるが、これは体内の毒素が排出されるためという。
なお異性のものを飲むと、ホルモンによって異性化するという。
🔵大便
大便は、草食だと臭いは少なく、肉食だと臭いは強くなる。
肉食だと、脂質やタンパク質を消化するために、消化分泌系が発達するため、臭いが強くなる。
大便のうち、食べ物の残滓は5%にすぎない。
水分が60%を占め、代謝で剥がれた腸壁細胞の死骸が15~20%を占める。
細菌(腸内細菌)の死骸も10~15%を占める。
大便には、体内に入った毒素も含まれている。(毒素の排出)
色は、通常は黄土色から茶色。これは胆汁によるものである。
肉食をすると褐色がかり、草食をすると黄色がかる。
食物繊維、炭水化物を多く摂ると便は太く大きくなる。
栄養価の低いジャンクフードだと便は細くなる。
また幼少時は括約筋の調節が利きにくいため、便は太く形成される。
成人になると括約筋の弛緩により、便は細くなる。
大便は、長い間出ないと中毒症状になる。
1週間以上出ない時は、危険信号である。
口臭がうんち臭くなるのは、便秘によりガスが吸収されて血管内で運ばれ、肺から放出されるためである。
(腸→胃→ロと臭いが行くのかと思っていたが、違った。
ガスが血中に入るというのは凄い。病気になりそうである。)
(以下は『びんちょうたんコム』というサイトからの抜粋
2011年7月26日に勉強した)
🔵大便のあれこれ
胆汁は肝臓で作られる。胆汁そのものは緑色だが、ビリルビンという物質が色をつける。
ビリルビンは大便によって色が変わり、アルカリ性だと黒ずみ、酸性だと黄色っぽいオレンジ色になる。
肉や脂肪を多く取ったり、腐敗菌が多くなるとアルカリ性になる。
有用菌が多いと弱酸性になる。
健康のためには弱酸性の黄色の大便が良い。
大便の悪臭には発ガン性・有毒性のものが多く、臭い時は腐敗により有害な物質が作られている。
オリゴ糖や食物繊維の多い食事だと、大便の出が良くなり、有用菌が増えて、臭いも発酵性のものに変わる。
漬物のような臭いだと健康的といえる。
健康な大便だと水分量は70~80%で、形はバナナ状になる。
さらに水分が多いと半練状となるが、ここまでは問題ない。
水分が90%を越すと下痢になる。
逆に水分が70%以下だと大便は硬くなり、60%以下だとコロコロになる。
大便は通常だと時速10cmで腸内を進むが、進みが遅いと硬くなり、便秘となる。
便秘は、硬くて排便に苦痛を感じる状態をいう。
毎日排便があっても苦痛を感じるならば当てはまる。
便秘は病気につながる。
(以下はネットの記事からの抜粋
2011年7月26日に勉強した)
🔵大便のあれこれ
栄養素は小腸まででほとんどが吸収され、大腸では水分を吸収する。
下痢は、大腸で水分を吸収しない状態である。
腐った食べ物などがあると、大腸はそれを見抜き、早く出すため下痢にする。
なお下痢と便秘を2~3日おきにくり返す場合、大腸がんの恐れがある。
大腸はミネラルを吸収するし、それまで吸収されなかった糖分やタンパク質を細菌の力を借りて吸収する。
太く長い大便は、穀類をよくかんで食べ、副食を少なくしないと作れない。
大便の量は、穀類・いも類・豆類を多くとると量が増える。
肉や乳製品を多くとると量は減る。
牛乳を飲むと、乳糖を分解する酵素の少ない人だと消化吸収ができず、下痢になる。
🔵腸内細菌
腸内細菌は100種類、100兆個もあり、善玉と悪玉がある。
善玉菌が増えやすい食事だと、腸内に乳酸・酢酸が増えて、酸性になる。
たんぱく質や脂肪の多い食事だと、悪玉菌が増えて、アンモニアが発生してアリカリ性になる。
大便の悪臭は、悪玉菌がタンパク質を分解した時に出てくる。
特に動物性タンパク質を食べると臭いは強くなる。
(2025年3月2日に作成)