ニール
HEBの社会の指針となる、基本的な原則とは何ですか?
神
彼らの第一の原則は、『私たちはすべて一体だ』という事だ。
モラルや倫理はすべて、この原則を源にしている。
第二の原則は、『一体の中では、すべてが関連し合っている』という事だ。
この原則により、誰もが独り占めをしようとしないし、相互の依存性が認識・尊重されている。
ニール
すると、個人的な所有はないのですか?
神
ない。
HEBは、所有するものを、「世話をする・管理をする」と考える。
『所有』という概念は、HEBの文化にはない。
HEBは、所有をせずに世話をする。
ゆだねられたものを愛し、面倒を見る。
地球人は、今でも『所有』という概念にとりつかれている。
HEB達は、「所有の強迫観念」と呼んでいるよ。
あなた方はだんだん、「実は何も所有できないのだ」と分かってきた。
だが、多くの人達はまだ、「土地や建物や、地中にあるものを所有できる」という考え方にしがみ付いている。
中には、空中権などというものを言い出す者までいる!
いいかね。HEBの文化では、企業が利益のために土地から収奪をする事(環境破壊を起こす土地開発をする事)は、決して許されない。
人々の生活の質を、悪化させる事が明白だからだ。
そんな事をして、何の利益になる?
(『神との対話3』から)