神
本当にあるのは、『たった一つの魂』だけだ。
一つの存在、一つのエッセンスだ。
それを、神と呼ぶ人もいる。
この『一つのエッセンス』が、「個別化」して、宇宙のすべてになる。
言い換えれば、『存在のすべて』になる。
ニール
すると、神は「存在するすべての魂」なのですか?
神
現在・過去・未来に存在する、すべての魂だ。
ニール
では、神は「集合」なのですか?
唯一の畏敬すべき存在ではなくて。
神
どちらかでなければならない訳ではない。
思い切った発想をしてごらん。
ニール
神は、どちらでもあるのですか?
唯一の畏敬すべき存在であり、集合でもある?
神
いいぞ! とてもいい!
ニール
では人間は、集合によって創造されたのですか?
神
聖書には、「私たちに似せて、人を創造しよう」と書いてあった。
翻訳が変更される前のことだが。
純粋なエネルギー、それが神だ。
そして、相対性と物質性は、神が使う道具だ。
純粋なエネルギーは、自らをスローダウンさせて、物質になり、身体に宿る。
振幅というか、振動を変化させるのだ。
『存在のすべて(神)』は、これを各部分で実行する。
この個別化されたエネルギーが、あなた方が言う魂だ。
実際には、存在するのは「ただ一つの魂」で、それがかたちを変えている。
「再形成」と言ってもいい。
あなた方はすべて、形成中の神であり、神の情報だ。
(『神との対話3』から抜粋)