魂は、完璧な愛であり、完璧な愛を経験したがっている

 神

発達し進化する事が、魂の唯一の目的である。

肉体の死は、魂にとっては悲劇ではない。
魂は全く別の見方で、肉体の死を見ている。

魂にとっては、肉体の死は祝福だ。

人生の欲求不満や不安は、魂の言う事に耳を傾けないから起こる。

ニール

どうすれば、自分の魂の声に耳を傾けられるのですか?

 神

まず、自分を批判するのをやめる事だ。

あなたは、喜びと愛を経験したがる自分を、批判している。

ニール

私が自分を批判していると?

 神

そうだ。

あなたはどこかで、「喜びを拒絶する事が、神々しい状態だ」と思い込んだ。

ニール

それが悪い事なのですか?

 神

喜びを拒絶して『良い気持ち』になるなら、あなたにとってはそれが善だ。

だが、あなたは良い気持ちには、なっていない。

あなた方は、「喜びを拒絶する事が、善である」と言う。

そして実行してから、「どうして良い気持ちにならないのか?」といぶかる。

まず自己批判をやめ、魂と共に行きなさい。

魂が追求しているのは、『最高の愛の感情』だ。

これが、魂の目的だ。

愛を知ろうとしているのではなく、『愛を感じようと(体験しようと)』している。

『最高の愛の感情』とは、神と合体する経験だ。
それは、真実(神)へと帰る事である。

真実(神)とは、完璧な愛のことだ。

愛とは、『あらゆる感情の総和』だ。(憎しみや怒りが無い事ではない)

完璧な愛とは、あらゆるものの集合、すべてである。(つまり神である)

完璧な愛を経験するには、あらゆる感情を経験しなければならない。

人は、自分が経験しなかった事については、他人を赦せない。

魂の目的は、全てを経験し、それによって全てに成りえる事だ。

この使命を果たすには、いくつもの生涯が必要だ。
そう考えれば、魂の旅がどんなにすごいものかが分かるだろう。

あなた方は、自分が選択しなかったものを、「間違っている」とか「悪だ」と決め付けたがる。

だが、自分が選ばなかった部分を、非難してはいけない。

選択肢が無ければ、魂は何も選べない。それでは偉大になれない。

ニール

あなたは、「悪も愛せ」と言われるのですか?

 神

神(愛)の他に何も無ければ、神(愛)を選択する事は出来ない。

だから、あなたが悪と呼ぶものにも、意味がある。

魂は、完璧な愛であり、「自分は完璧な愛である」と知っている。

そして魂は、「完璧な愛を経験したい」「完璧な愛でありたい」と願っている。

自分の本質は愛なのだと、理解していなさい。

あなた方は、神になりたがっている!
他に、何を目指しているというのか。

(『神との対話1』から)


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