神
「最善」というのは相対的な言葉で、100もの変数に左右される。
だから、選択が非常にむずかしい。
考えるべき事は、「それが自分自身を表現しているだろうか」という事だ。
人生の全ては、自分の表現なのだ。
重要な事は、自分を意識的に表現することだ。
無意識の反応的な表現は、前と同じ事を繰り返すことだ。
これは理性の働きであって、魂の働きではない。
魂の探求は、「理性の外で」しなければならない。
「最善とは何か」と考えるのは、時間の浪費に他ならない。
理性の外にいれば、すばやく決断し行動に移せる。
魂は、現在の経験だけを基に自分を創り出すから、反省だの分析だの過去の批判だのはしない。
この事を覚えておきなさい。
『魂は創造し、理性は反応する』
魂に耳を傾ければ、その時々の最善がすぐに分かる。
現在を基に経験を創りだせば、「新しい自分」を創造できる。
(『神との対話2』から)