感情は、魂の言語だ
言葉にならない思考であり、たくさんの事を伝える

ニール

あなたは、「感情は、魂の言語だ」と言います。

魂(超意識)は、言葉は使わないのですか?

 神

使わない。

言葉は、心(精神)の創造の産物だ。

超意識の気づきでは、感情あるいは振動しか存在せず、それは言葉では表せない。

ほとんどの人は、感じた事をすぐに言葉にしようとする。

だがマスターは、そんな衝動的な事はしない。

マスターは、感情をあるがままに充分に感じたら、その感情を言葉にしたら役に立つかどうかを考える。

感情は、純粋な思考だ。
言葉にならない思考であり、たくさんの事を伝える。

感情は、『魂の言語』だ。

言葉は、第2の思考であり、感情を音声に転換して概念化しようとする試みだ。

言葉は、『心(精神)の言語』だ。

行動は、第3の思考であり、後知恵である事が多い。

概念化したものを、物理的な形にしようとする試みだ。

行動は、『身体の言語』だ。

感情を行動に転換する頃には、その過程で多くを失っている。

マスターはそれを知っているから、感情を言葉や行動に転換する事に対して、とても慎重なのだよ。

○ 村本尚立のコメント

仏教の禅宗では、「悟りは、言葉や文章では表現し得ない」とします。

ここで言っている「超意識の気づきは、感情あるいは振動であり、言葉では表せない」というのは、本質的に同じ意味だと思います。

(『神へ帰る』から抜粋)


神との対話 「究極の真実(霊的な事柄)」の目次に戻る

神との対話 トップページに戻る

サイトのトップページへ行く